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5年ぶり「剣璽動座」 皇位の証し伊勢神宮へ 両陛下三重県入り

4/17(水) 21:26配信

毎日新聞

 天皇、皇后両陛下の三重県訪問に伴い、皇位の証しとされる剣(けん)と璽(じ)(まが玉)を、皇居から携える「剣璽動座」が5年ぶりに行われた。天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭る伊勢神宮(伊勢市)で天皇陛下が退位を報告する18日の儀式で、侍従が参列する際に持参する。

 剣と璽、鏡は「三種の神器」と呼ばれ、天照大神が孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に授けたという神話に基づく。鏡は、皇居で天照大神を祭る「賢所(かしこどころ)」に安置されている。剣と璽は、住まいの御所で箱に納められている。

 昭和天皇は宿泊を伴って皇居を離れる際は剣璽を携行したが、戦後の「地方巡幸(じゅんこう)」を始めた1946年、警備上の理由などで取りやめた。しかし、神社界の働きかけなどで、74年11月の伊勢神宮参拝の際に復活した。

 平成以降の剣璽動座は、伊勢神宮の参拝時だけで、90年11月の即位の報告、94年3月と2014年3月の式年遷宮後に行われ、今回は4回目。

 三種の神器は戦後、皇室経済法で「皇位とともに伝わるべき由緒ある物」と規定される。5月1日午前10時半から、皇居・宮殿で新天皇の国事行為として「剣璽等承継の儀」が行われる。【高島博之】

最終更新:4/17(水) 21:43
毎日新聞

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