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小説投稿サービス「LINEノベル」がスタート 書籍化する出版社を選べる“スタ誕”的システムを導入

4/17(水) 17:01配信

ねとらぼ

 LINEは、自由に小説の投稿ができる「LINEノベル」を開始しました。「あたらしい出版のカタチ」として、出版社が「書籍化」のオファーを出す際に、投稿者が出版社を選べる仕組みが導入されています。

【画像】2019年夏公開の作品

「書籍化」する出版社を選べる小説プラットフォーム

 「LINEノベル」では、参画している出版社が投稿者に書籍化のオファーを出す際に、その情報が参画しているすべての出版社に共有されます。この時点で他の出版社も、オファーを出すか選択できます。これにより、投稿者は各社の条件を踏まえて、出版社を選ぶことができます。

「LINE文庫」「LINE文庫エッジ」を創刊・オリジナル書き下ろし作品を配信

 また、新レーベル「LINE文庫」「LINE文庫エッジ」(統括編集長:三木一馬氏)を創刊し、各出版社と肩を並べてLINEからも人気作品を世に送り出す体制を整えます。

 2019年夏より公開予定の「LINEノベル」アプリでは既存の人気作品だけでなく、「LINEノベル」だけの書き下ろし作品も配信されます。「LINE文庫」「LINE文庫エッジ」のレーベル作品として、「原田マハ」「中村航」「鎌池和馬」など多数の人気小説家による作品のほか、「宮部みゆき」の作品「小暮写眞館」(新潮文庫nex、全4冊)が配信されます。宮部みゆき氏の長編小説がデジタルで公開されるのはこれが初めてになります。さらに「宮部みゆき」の書き下ろしエッセイ、および「最果タヒ」の新作詩も連載されます。

出版社(レーベル)9社が参画

 参画出版社(レーベル)は、KADOKAWA、講談社、新潮社、集英社、実業之日本社、スターツ出版、宝島社、東京創元社、文藝春秋の9社。既存の出版社の枠組みを越えた、新しい小説プラットフォームの開始に当たり、各社からコメントが発表されています。

「LINEノベル」参画出版社 コメント

株式会社KADOKAWA 電撃文庫編集長 湯浅隆明 LINEに小説を扱うサービスが登場、ということでとても期待しています。書き手にとっても読み手にとっても小説がより身近なものになることでしょう。そこからヒット作を生み出すべく電撃文庫としても協力していきます!

株式会社講談社 講談社タイガ編集長 河北壮平 小説は、好きですか? 現代ほど数多くの面白い物語が生まれ続けている時代はありません。「LINEノベル」さんを通じ、小説を愛する人々へ、また、これまで小説にあまり親しんでこなかった潜在的な創作者と読者へ、新たな出会いが誕生することを期待しています。

株式会社新潮社 新潮文庫nex編集長 橋裕介 まずは何かの作品の第一話を、読んでもらいたいです。面白かったら次の一話を、あるいは、別の作品を。そうやって「小説」を読み出すと、きっと止まらなくなります。それが小説です。たくさんの物語が読めて、書かれて、広がる。そんなプラットフォームになってほしいと思っています。

株式会社集英社 jBOOKS編集長 千葉佳余 デジタルの時代になって、マンガはこれまで予想もつかなかった、新しい層に届き始めています。今回の「LINEノベル」さんとの取り組みによって、“デジタルで小説を読む”新しい読者の方々との出会いが生まれることを、楽しみにしています。

株式会社実業之日本社 代表取締役社長 岩野裕一 明治、大正、昭和、平成と、一世紀以上にわたって「読者」と「著者」を結び付けてきた出版のプラットフォームが、令和の時代に入って激変しようとする中で、「LINEノベル」は、私たちの読書習慣を根底から変える可能性を秘めている。あとは挑戦あるのみだ。

株式会社宝島社『このライトノベルがすごい!』編集長 宇城卓秀 誰もが身近に感じているLINEだからこそ、投稿者にとっての垣根が低く、「小説はこうあるべき」というこれまでの固定観念を超えた新しい物語を生む力を秘めていると思います。LINEならではの「面白いもの」。そんな物語を世の中に広めていくお手伝いができればと思います。

株式会社東京創元社 編集部 神原佳史 LINEさんの持つ顧客層から、読者層の広がりに期待しています。クラシックなミステリから、最新のSFまで東京創元社ならではのジャンル小説を提供させていただきます。また、これからの文芸を担う新しい才能に出合えるチャンスと捉えています。

株式会社文藝春秋 別冊文藝春秋編集室 次長 角田国彦 読むのがやめられない物語や、読者をアッと驚かせる才能に出会うことは私たちの大きな喜びです。世の中に眠る物語たちが目覚める場所が「LINEノベル」なのかもしれません。新たな才能との出会いが今から楽しみにです!

株式会社ストレートエッジ 代表取締役 三木一馬 僕は、小説編集者という職業に誇りを持っています。文字で組み立てられた物語は、ほかのどの娯楽媒体にも負けない最強のコンテンツであり、最高の面白さを備えていると信じています。アニメでも漫画でもゲームでも、どんなメディアのコンテンツも、『文字』で紡がれる『物語』が欠かせません。全ての元となっているのが文字の娯楽である小説なのです。そんな『小説』を作家とともに生み出すことが編集者の役割です。「LINEノベル」でも、このマインドは変わりません。最強で最高のコンテンツをここから羽ばたかせます!!

LINE株式会社 執行役員 森 啓 統括編集を務めるストレートエッジ社そして出版社の皆様にご参画いただき、非常に嬉しく思っています。これから、全社で協力し合って「LINEノベル」を通して新たな才能の発掘を行い、小説の面白さを改めて世に広めることで、出版業界においても新たな風となれるよう、貢献してまいります。

ねとらぼ

最終更新:4/17(水) 17:01
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