ここから本文です

ずっと真夜中でいいのに。満員のオーディエンス詰めかけたワンマンライブ追加公演

4/17(水) 17:04配信

音楽ナタリー

ずっと真夜中でいいのに。が4月12日にワンマンライブ「1st LIVE ~まだまだ偽りでありんす。~」の東京・TSUTAYA O-EAST公演を開催した。

【写真】ずっと真夜中でいいのに。「1st LIVE ~まだまだ偽りでありんす。~」の様子。(撮影:鳥居洋介)(メディアギャラリー他2件)

昨年6月にYouTubeに投稿された「秒針を噛む」のミュージックビデオの再生回数が今や1990万回を突破。昨年11月には1stミニアルバム「正しい偽りからの起床」をリリースし一層注目を集めるも、その素性は明らかになっていない。そんなずっと真夜中でいいのに。が1月に東京・渋谷CLUB QUATTROで行った初のワンマンライブの追加公演として実施した本公演には、そのパフォーマンスを一目観ようと満員のオーディエンスが詰めかけた。

会場の照明が落ちると、フロアの右側に設置されたスクリーンに「秒針を噛む」のミュージックビデオが流れる。オーディエンスの視線が画面に注がれるも、突如ガラスが割れる音が鳴り響き、MVの映像は中断。代わって、「お手元のメガネをお掛けください」と事前に来場者に配られた眼鏡型の目隠しの装着を呼びかける文字が表示された。観客の視界が覆われている間に、ACAね(Vo, G)とバンドメンバーはランプやキッチン用具などユニークな世界観で彩られたステージへ。それぞれの位置に付いた彼女たちは、目隠しをした観客を前に「秒針を噛む」でライブをスタートさせる。そしてワンコーラスを歌い終えたところでACAねが「眼鏡取っていいよ」と告げ、フロアから大きな歓声が沸き起こった。目隠しを外したオーディエンスは手を叩いたり、腕を上げたりと自由にライブを楽しむ。「ヒューマノイド」では疾走感のある鍵盤や力強いスラップベースのサウンドに乗せて、突き抜けるようなクリアなボーカルが場内に響きわたった。

ギターを置いたACAねがスタンドマイクに手を添え、伸びやかに歌い上げたのは「ハゼ馳せる果てるまで」。「フェノメノン」ではマイクをスタンドから掴み取り、緩急を付けたエモーショナルなボーカルでオーディエンスを魅了した。カッティングギターの音色に乗せて、センチメンタルな恋心が歌われたのは「サターン」。ACAねがフライパンとおたまで軽快に音を鳴らす「雲丹と栗」では、フロアに自前の調理器具を掲げるオーディエンスも出現し、コンコンという音と温かな手拍子が場内に広がった。

気だるげなラップで始まる最新曲「眩しいDNAだけ」をドラマティックに歌い上げ、大喝采を浴びたACAね。「またね幻」で感情を吐き出すようなエネルギッシュなボーカルを披露したかと思えば、「君がいて水になる」ではそっと言葉をつぶやくように繊細な歌声を届け、多彩な歌表現でオーディエンスを楽曲の世界観へと引き込んでいく。ライブが進むにつれ、ACAねとバンドメンバーのパフォーマンスも熱を増していき、「勘冴えて悔しいわ」ではステージの台の上に乗って激しく体を揺らしながら歌うACAねの姿も見られた。最後に彼女は「脳裏上のクラッカー」を飛び跳ねながら熱唱。ありったけの力を放つように張りのあるロングトーンを響かせ、大歓声の中ステージを去って行った。

熱烈なアンコールに応えて再び姿を現したACAねは、ラストにもう一度「秒針を噛む」を歌う。バンドメンバーと向かい合いながら最後の一音までじっくりと鳴らし、この日のライブに幕を下ろした。

なお終演後には6月12日に2ndミニアルバム「今は今で誓いは笑みで」をリリースすること、そして8月5、6日に東京・Zepp DiverCity TOKYOでライブ「夏休みLIVE ~水飲み場にて笑みの契約~」を開催することがスクリーン上で発表された。ミニアルバムの初回プレス分にはライブのチケットの先行予約申し込み用チラシが封入される。

■ 夏休みLIVE ~水飲み場にて笑みの契約~
2019年8月5日(月)東京都 Zepp DiverCity TOKYO
2019年8月6日(火)東京都 Zepp DiverCity TOKYO

最終更新:4/17(水) 18:11
音楽ナタリー

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事