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対中ロ、宇宙・サイバーで協力=日米、19日に2プラス2

4/17(水) 17:26配信

時事通信

 日米両政府は19日、外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)をワシントンで開催する。

 宇宙やサイバーなどの新領域で脅威を増す中国、ロシアを念頭に、日本が昨年末に策定した新防衛大綱を踏まえて両国間の防衛協力を強化することが柱。協議の成果を盛り込んだ共同声明を発表する方向で調整を進めている。

 宇宙・サイバー・電磁波といった新領域について、防衛大綱は「優位性を獲得することが死活的に重要」と指摘、従来の陸海空にとどまらない領域横断的な対応が必要との方針を打ち出している。

 中国は1月、世界で初めて月の裏側に無人探査機を着陸させるなど宇宙開発での技術力を誇示。サイバー分野でも既に3万人規模の攻撃部隊を保有しているとの見方があるほか、米国企業への攻撃で軍事機密を窃取した疑いが持たれている。

 ロシアは2014年のウクライナ南部クリミア半島侵攻時、衛星通信を遮断し、重要インフラにサイバー攻撃を加えた上で、ウクライナ軍を圧倒。インターネットを通じた他国選挙への介入の疑惑も絶えない。

 米国は中ロ両国への警戒を強めており、宇宙軍創設や、サイバー軍をインド太平洋軍などに並ぶ「統合軍」に格上げする方針を打ち出した。日本としては、先行する米国との関係強化により、宇宙監視体制やサイバー領域での防衛力の構築を急ぎたい考えだ。 

最終更新:4/18(木) 14:14
時事通信

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