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おかんが作る“奇妙なトースト”に反響、“映え意識”持たない理由「脱力してほしい」

4/17(水) 6:30配信

オリコン

 インスタ女子の間で近ごろ人気の「トーストアート」。食パンにジャムやチョコなどでかわいいイラストを描く、いわゆるフォトジェニックグルメだ。そんなトーストアート界の異端児として注目を集めている主婦がいる。自称“食パンに奇妙奇天烈な細工をする人”、Azusaさんだ。今年3月、名画『真珠の耳飾りの少女』を再現した作品を投稿すると「本家を超えてる」「お見事」と話題に。主婦クリエイターAzusaさんに、かわいいが主流の“映えグルメ”において“奇妙さ”で勝負する理由を聞いた。

【写真」大反響の般若トーストにまさかの有名人も…「奇妙なトーストアート」名品集

■トーストと日本文化の融合に海外からも反響があった「能面トースト」

――当初はフラミンゴなど“かわいいトーストアート”を作っていましたよね。いつから“奇妙”なモチーフを?

【Azusa】 かなり初期の段階で「かわいい」は自分には無理だと諦めました(笑)。どこからを奇妙とするのか線引きが難しいのですが、いつも使っている黒ゴマクリームを見ていたら、なんとなく深海生物が頭に浮かんで。そこで、食パンに“リュウグウノツカイ”を描いたのが、奇妙の入り口だったと思います。

――黒ゴマクリームから海洋生物を連想する方、なかなかいないかと…。

【Azusa】 そうですね(笑)。その後、何度か作っているうちに、ピーナッツバターが肌色に近いことから「人物でもいけるんとちゃうん?」とひらめいて“ビーナス誕生”ができました。その時、SNSに「石膏像もできそうですね」とコメントをいただいて、クリームチーズで試してみると意外にすんなり形になって。そして、このアドバイスをもとにできたのが彫刻シリーズの“ミロのビーナス”です。

――名画『真珠の耳飾りの少女』を題材にした1枚も素晴らしい出来栄えでしたが、SNSで最も反響があったのはどんな作品ですか?

【Azusa】 小面、般若の能面シリーズです。フォロワーさんからは、「念がすごい」「ついにやったな!」みたいな風に言ってもらえたので、確かな手ごたえを感じました(笑)。トーストと日本文化の融合に海外の方からも反響がありました。ありがたいことです。

■「子どもには奇抜な色合いのものが人気で取り合いに」

――ご家族のお気に入りはいかがでしょうか?

【Azusa】  主人は、ミロのビーナス、金剛力士像などの彫刻シリーズが好きみたいです。立体感をおもしろがってくれます。中学生になる息子は、しめじのトーストアートを見たときに「なんでお母さんは食パンの上にきのこをのっけてるんや?」と思ったそうです。「クリームチーズで作ったしめじだから」と種明かしをすると、かなりの衝撃を受けていましたね。

小2になる娘は、指が飛び出しているトーストアートが一番好きなようです。ハロウィンのネタとしてよく見かけると思いますが、私のはトーストを突き破って出てきたように作ってみました。ちなみに娘はゾンビ大好きっこです(笑)。

――ご家族にも好評なんですね。

【Azusa】 はい。完成するまではそっけないのですが、できあがったものを見ると「すごいすごい!」と喜んでくれますし、「次は何を作るの?」と気にしてくれています。子どもには奇抜な色合いのものが人気で、取り合って食べています(笑)。

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最終更新:4/19(金) 3:25
オリコン

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