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【フローラS】ペレ神撃開始「ギャフンと言わせる」

4/17(水) 11:17配信

サンケイスポーツ

 今週から関東圏は、中山から東京に舞台を移して10週連続開催。開幕週はGIの谷間になるが、オークストライアルのサンケイスポーツ賞フローラSが、メインに組まれている。新興勢力の争いで注目は3戦1勝のペレ。久々の前走は2着に敗れたが、強いメンバーと戦ってきており、陣営は2着以内に与えられる優先出走権獲得に向けて意欲満々だ。

 サッカーの神様じゃない。ハワイに伝わる火山の女神から命名されたペレが、東京の開幕週に波乱を呼び起こそうとしている。

 「印が少ないですね。“ギャフン”といわせてやりますよ」

 全休日明けの16日、朝の調教を見ながら奥村武調教師が、自信をのぞかせた。1勝馬の身でありながら、これだけのことを口にするのには裏付けがある。

 新馬戦は、のちの共同通信杯勝ち馬で皐月賞3着のダノンキングリーから0秒3差の3着。初勝利は2戦目で、東京芝1600メートル戦を息の長い末脚を使って勝ち上がっている。

 前走の中山芝1800メートル戦では2着だったが、勝ったウィクトーリアは今回も上位人気が予想される。また約4馬身差をつけられた4着のエアジーンが、次走のミモザ賞を勝っているように、ハイレベルな一戦だった。

 「前走も1番人気(エアジーン)を意識して勝ち馬に楽に逃げられてしまった。僕は相手関係を見てレースを選択する方だけど、この馬に関しては強い相手ばかりにぶつかっているね」

 トレーナーは運のなさを嘆くが、今回有力視されている馬たちと互角の勝負を演じてきたことが、重賞初挑戦でも自信につながっている。

 1歳上の半兄エタリオウ(父ステイゴールド)はまだ1勝馬ながら、昨年、日本ダービー4着、菊花賞2着と健闘。「兄と同じような成長曲線を描くんじゃないですかね」と成長力に期待だ。

 とはいえ、ここで結果を出せば、即座に春のGI戦への視界が広がる。

 「オークスというより、ペレの適性を考えて東京の2000メートルを選んだけど、今年は桜花賞馬(グランアレグリア)がマイル路線に向かうから、オークスは混戦。もちろん出られたら、という気持ちはあるけど、まだ1勝馬だし、今回の結果と馬の状態を見極めてからですよ」。熱っぽい口調でまとめた奥村武調教師。混戦のオークス路線統一のため、ここで権利を手に入れたい。 (柴田章利)

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