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トランプ氏、2度目の拒否権 サウジ支援中止決議に

4/17(水) 11:33配信

産経新聞

 【ワシントン=住井亨介】トランプ米大統領は16日、上下両院が可決した、サウジアラビアなどによるイエメン内戦への軍事介入に対する米軍の支援を中止するよう求める決議に拒否権を発動した。トランプ氏が2017年1月に大統領に就任して以降、拒否権を発動するのは2度目。

 トランプ氏は16日、ホワイトハウスが発表した声明で「決議は憲法が定める(大統領)権限を弱める、不必要で危険な試みだ。米国民や軍関係者を危険にさらす」と批判した。

 米政権はイエメン情勢に関し、イランの革命防衛隊の支援を受けるイエメンのイスラム教シーア派武装組織「フーシ派」を封じ込める思惑から、内戦に介入するサウジ主導の連合軍に米軍による支援を続けているが、昨年10月のサウジ人記者殺害事件を機に、米議会で支援の中止を求める声が高まっていた。

 今後、両院が3分の2以上の賛成で決議案を再可決すれば、拒否権を覆して成立するが、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は16日、「拒否権を覆す票数は集められそうにない」と伝えた。

 トランプ氏は3月、メキシコ国境での壁建設のために出した「非常事態宣言」を無効にする決議にも拒否権を発動した。

最終更新:4/17(水) 11:33
産経新聞

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