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宗派超え、法話競う「H1グランプリ」開催へ

4/17(水) 12:11配信

産経新聞

 宗派を超えた8人の僧侶が、法話の伝え方を競うイベント「H1法話グランプリ」が6月2日、神戸市須磨区の須磨寺で開かれる。檀家の寺離れが進むなか、仏教になじみの薄い人たちにも仏教の魅力を伝えるのが狙い。個性豊かな法話を披露し、優劣ではなく、審査員や来場者が「もう一度会いたい」と思う僧侶を選び、グランプリを決める。

 H1は平成29年2月に真言宗豊山派の若手僧侶の発案で始まり、同宗派内を対象に計3回開催。いずれも予想を超えて多くの聴衆が集まり、評判となった。

 そこで、須磨寺の副住職、小池陽人(ようにん)さん(32)が発起人となり、宗派を超えた若手僧侶ら15人が実行委員会を組織。宗派を超えて全国から参加者を募った。

 登壇するのは、豊山派のほか浄土真宗大谷派、日蓮宗、天台宗、臨済宗妙心寺派、曹洞宗、浄土宗の20~50代の僧侶。石川や神奈川、愛知などから参加する。制限時間は1人あたり10分だが、語りだけではなく、映像や音楽の使用も認められる。

 審査基準は法話のうまさだけでなく、聴衆が「また会いたい、また聞きたい」と思うかという点を重視。宗教学者で如来寺(大阪府池田市)住職の釈徹宗(しゃく・てっしゅう)さん(57)や落語家の桂梅団治さん(61)らが審査員を務め、来場者の投票と合わせてグランプリを決める。

 釈迦の教えを伝える法話は、僧侶が法要や法事で一方的に話すことが多く、僧侶自身も、他宗派の法話を聞く機会はほとんどない。小池さんは「人の胸に響く法話をするにはどうしたらいいか、僧侶にとっては研鑽の場。聞く人も、法話の中に生きるヒントをつかんでほしい」と話している。

 午後1時開演、入場料1500円で事前申し込みが必要。定員400人。問い合わせは須磨寺(078・731・0416)。

最終更新:4/17(水) 12:11
産経新聞

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