ここから本文です

中国GDP、横ばい6・4% 景気刺激で下支え

4/17(水) 13:02配信

産経新聞

 【北京=西見由章】中国国家統計局が17日発表した今年1~3月期の国内総生産(GDP、速報値)は物価変動の影響を除く実質で前年同期比6・4%増だった。実質成長率は昨年10~12月期と同じで3四半期連続の減速から下げ止まり、横ばいに転じた。

 米中貿易摩擦が長期化し内需も伸び悩むなど経済の下押し圧力が強まっていたが、積極的な財政支出や大規模な減税、金融緩和で景気を下支えした形だ。

 1~3月期の工業生産は前年同期比6・5%増で18年通年の伸び率と比べ0・3ポイント加速。特に3月は前年同月比8・5%増と約4年半ぶりの高い伸びを示した。品目別の生産量をみると3月はセメントが22・2%増、鋼材も11・4%増となり建築資材が牽引(けんいん)した。

 消費動向を示す小売売上高は1~3月期が8・3%増で18年通年の伸び率から0・7ポイント減速。全体への影響が大きい自動車が前年同期比3・4%減となったことが響いた。

 企業の設備投資を含む固定資産投資は6・3%増で18年通年より0・4ポイント加速し、うちインフラ(社会基盤)投資は4・4%増で同0・6ポイント加速。不動産開発投資も11・8%増で同2・3ポイント拡大した。

 国家統計局の毛盛勇報道官は17日、記者会見し「経済動向は合理的な範囲内にあり積極的な要素も増えている」としつつ「外部に不確定要素が多く、国内の構造的な矛盾もやや突出しており、なお経済の下押し圧力がある」と述べた。

最終更新:4/17(水) 17:30
産経新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事