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高校文系の理数科目“捨てる”傾向改善へ 文科相諮問

4/17(水) 21:39配信

産経新聞

 小学校への教科担任制の導入など今後の教育の在り方をめぐり、柴山昌彦文部科学相が17日、中央教育審議会(中教審)に諮問した。諮問には、小中学校だけでなく、高校教育についても抜本的な見直しの検討が求められた。最大のポイントは、文系の生徒が理数科目を「捨てている」現状を、どう改善していくかだ。

 先端技術の高度化などにより、急激に変化する社会に対応するには、文系・理系の枠組みを超えた思考力、判断力、表現力を育成する必要がある。しかし文部科学省によれば、高校生の約7割が普通科に通い、約7割が文系を選択。このうち多くの生徒が高校2年になると、大学受験のため「理数科目を捨てる傾向がある」(担当課)という。また、マークシート式の問題に対応する“受験テクニック”はあっても、知識を活用し、考察する力は不十分だ。

 このため諮問では、普通科を専門性の高い学科に再編するとともに、文系・理系に分断されがちな現在の学科制度を見直し、教科横断的な教育を推進することの検討が求められた。

 文科省は「これからの高校生には、予測不可能な未来社会を自立的に生き、社会に参画するための資質や能力を確実に育成することが求められている。それに対応し、学校教育も変化していかなければならない」としている。

最終更新:4/18(木) 0:09
産経新聞

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