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オックスフォードが教えてくれる、創造力を育むため絶対につくるべき時間

4/17(水) 11:34配信

GLOBE+

現代人はとても忙しいものです。仕事や家庭、人付き合いに追われ、常に頭と体を使っています。このような状態では、優れたアイデアや発想を生み出すための時間がほとんどとれません。

英国の生涯教育の研究者であるテレサ・ベルトンは、著名な数多くの科学者や芸術家、アスリートなどにインタビューし、その内の複数の人が子どもの頃から「ひとりの時間」「退屈な時間」が創造力を育むのに役立った、と回答していることをつきとめました。

幼いときから宿題、習い事、塾などたくさんのことをしなければならない日本の子どもたちは、創造力を育む機会を逃していると思います。そんな子どもが大人になって、孤独な状況に置かれると、何をしていいのか分からずパニックを起こしたり、全く何もしないでダラダラと過ごしてしまったりするかもしれません。

ベルトンの研究では、子どものときから自分で自由に使える時間を持たせることで、創造力の育成をはかるべきであると提案しているのです。つまり、自力で考える力を持たないと、創造力は生まれないということです。私はこの考え方が子どもに限らず大人にも当てはまることだと思っています。

OXON時代のことですが、論文の執筆に行き詰まることが度々ありました。机の前に何時間も座り、いくら本を読んでもたった一行の文章も書けないこともざらでした。

このことを、マレーシアから留学していた数学教師の学友であるユーソフに話しました。すると彼は、「それなら散歩するといい。歩きながら考えるといいアイデアが浮かぶことがある」というのです。

「散歩するぐらいで良いアイデアが浮かぶわけないよ」と半信半疑ながらですが、結局散歩をはじめてみました。幸いオックスフォードには街の至る所に散歩に適した場所が沢山ありました。自然の草花が咲き野鳥が飛び交うポートメドー(牧草地)、中世情緒漂う街路地、綺麗に手入れされたカレッジガーデン、そこを歩く人々がまるで絵画の中にいるように錯覚するぐらいです。少し足をのばしたところにある、蜂蜜色の家並みが美しい古い街コッツウォルズも散歩に最適です。

するとどうでしょう! 意外や意外、机の前に座っているよりも明らかにリラックスすることができ、思考力がアップしたのです。

実際に、散歩やウォーキングが科学的に心身の健康に有効に働くことがさまざまな研究によって証明されています。ですので、皆さんも自分の生活の中で、時間がつくれるタイミングを探して、一日最低20~30分の散歩をする時間をとってみてください。

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最終更新:4/17(水) 12:40
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