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【追悼】『ルパン』だけじゃない! モンキー・パンチ作品の軌跡 SFアニメ原作も

4/17(水) 13:01配信

マグミクス

『ルパン』より長い連載!『一宿一飯』、SFアニメ原作も

『ルパン三世』の原作者として知られる漫画家、モンキー・パンチさんが2019年4月11日に肺炎のため81歳で死去したことが発表されました。国民的アニメ作品『ルパン三世』の原作の影に隠れた、モンキー・パンチさんの注目すべき「仕事」について紹介します。

【画像7枚】『ルパン三世』誕生秘話のマンガも!モンキー・パンチさんの軌跡

 誰もが知る『ルパン三世』は、1967年から1969年まで「漫画アクション」で連載し、1971年にテレビアニメ版が放送されると人気に火が付き、以降映画版やテレビスペシャル版など数多くの作品が制作されました。

『ルパン三世』の次に知られるモンキー・パンチ作品として挙げられるのが、『一宿一飯』です。同作品は「奇想天外文庫」「サンケイコミックス」と版元を転々としながらも、『ルパン三世』より長い14年の連載期間を誇った作品。セリフがほとんどないサイレントの4コマの時代劇マンガで、『ルパン三世』とは違うコメディ作品です。

 マンガのほか、SFアニメの原作も手掛けています。1991年から翌1992年まで放送された『緊急発進 セイバーキッズ』は、近未来の地球を舞台にしたロボットもの。ロボットレンタルの老舗の天神林の三兄弟が世界の破壊者、Dr.バグと戦いを繰り広げます。

 また、『ルパン三世』と他の作品との多彩なコラボも、その仕事の軌跡といっていいでしょう。2006年に『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の連載30周年を記念した『超こち亀』では、「両津勘吉VSルパン三世」と題し、ルパン三世のキャラクターが登場します。また同様のコラボでは『ルパン三世VSコナン』(2009年/日本テレビ)も話題になりました。

 1965年に「ムタ永二」のペンネームでデビューした『プレイボーイ入門』から始まった漫画家生活はおよそ54年。1980年代から作品づくりにデジタルツールを取り入れ、2000年代には大手前大学人文科学部や東京工科大学メディア学部で教授や客員教授を歴任しました。
 
 1996年から千葉県佐倉市に在住した縁で、『ルパン三世展』(2013年、市内の佐倉市立美術館)の開催、ルパン三世のご当地原付ナンバープレート(2014)などが実現し、死去の約1年前となる2018年4月には「佐倉親善大使」の1人に任命されたばかりでした。あくなき好奇心を晩年まで発揮し続けたモンキー・パンチさんの作品は、これからも多くの人を魅了し続けることでしょう。

マグミクス編集部

最終更新:4/17(水) 14:04
マグミクス

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