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ソフトB今季初の零敗 内川、デスパ絶不調 工藤監督「こういうときこそ彼に…」

4/17(水) 11:55配信

西日本スポーツ

 ◆ロッテ6-0ソフトバンク(16日・ZOZOマリンスタジアム)

 最後の攻撃も、あっけなく3人で終わった。6点を追う9回2死。牧原が遊ゴロに倒れると、スコアボードに9個目の「0」がともった。4回から6イニング連続三者凡退。14日に13安打を放ち、楽天との首位攻防戦に連勝して勢いを取り戻しかけた打線が、涌井の前に散発2安打と沈黙し、今季初の零封負けだ。

【データ】内川の打席結果

 「やっぱりいいコースにいっていたし、高さも良かった。コースにビシビシ決まっていれば、そうそう打てるもんじゃない。今日は向こうが上だった」。工藤監督も脱帽するほど、この日の涌井には多彩な変化球を制球よく駆使された。「切り替えていきましょう!」。長丁場のシーズンではこういう試合もある。指揮官は努めて前を向いた。

 だが、ただの1敗にとどまらない深刻な面もある。中軸の元気のなさだ。開幕前から中村晃を欠き、開幕後もグラシアル、柳田らが次々と離脱。スタメンで穴を埋めた福田まで戦列を離れた。緊急事態が続く中、3番内川、4番デスパイネが、この日ともに無安打。最近3試合で計24打数1安打と、中軸の役目を果たせていない。

 今季は開幕から「柳田-デスパイネ-グラシアル」の強力クリーンアップを形成したが、柳田の離脱後の7試合は、内川、デスパイネに続く5番を4人がほぼ日替わりで務めている。森ヘッドコーチは「(故障した)主軸が抜けてしんどい。先に点を取られると焦りも出る」と表情は険しい。

 明るい材料もある。長谷川勇の存在だ。工藤監督は「こういうときこそ彼みたいな選手に期待したい」と今季初昇格即「5番左翼」で先発。無安打でも、2回の今季初打席では涌井の直球を強烈な遊直にした。

 「今日は(涌井に)かわされた部分もあるが、2軍でやってきたことがそのまま出せた」と長谷川勇は手応えも示す。B組で過ごしたキャンプでは連日1500スイング以上。2軍戦では16試合で打率3割2分6厘、2本塁打と結果を残した。鬼気迫る表情で1軍の舞台に戻った首位打者経験者が、元気のない打線を活性化する。

西日本スポーツ

最終更新:4/17(水) 11:55
西日本スポーツ

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