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究極の「おひとりさまマンション」中銀カプセルタワー「無印良品の部屋」を訪ねて

4/17(水) 16:40配信

DANRO

みなさんは、中銀カプセルタワーをご存じでしょうか。ひとり暮らし用のマンションは数多くありますが、なかでも“ザ・おひとりさまマンション”と言えば、銀座にある「中銀カプセルタワー」が私の頭に浮かんできます。

【写真特集】中銀カプセルタワーの内部

これは新国立美術館などで知られる著名建築家・黒川紀章が手がけたマンションで、建築界隈あるいはヴィンテージマンション好きにはけっこう有名な建物です。今回、中銀カプセルタワーの内装をあの無印良品がコーディネートしたと聞いて、喜び勇んで見学させていただきました。(松本宰)

今でもマニアックな人気がある建築

このマンションが作られたのは1972年(昭和47年)。当時、黒川紀章などを中心としてメタボリズムという建築運動が起こっていました。メタボリズムとは「新陳代謝」という意味で、社会の変化などに合わせて建築や都市を進化・再生させていくという思想であり、中銀カプセルタワーはそれをアグレッシブなまでに体現した建築だと言えるでしょう。

各個室がカプセル状になっており、それらが積み重なったつくりになっているのですが、それぞれの個室=カプセルは交換が可能で、古くなったらカプセルごと取り換えられるよう設計されています。しかし、交換には莫大なコストを要するので実際に取り替えられたケースはないらしいですが。

極めてユニークな建築のため、今でもマニアックな人気があります。賃貸で住んでいる人もいれば、外国からの観光客を含めツアーで見学する人もひっきりなしに訪れると言います。私が見学した日も、海外から来た方のツアーの最中でした。

いざ憧れの中銀カプセルタワーへ!異様な外観に興奮

私自身はかつて『都心に住む』という東京都心の高級マンションを扱う雑誌をやっていた頃に、ヴィンテージマンションの特集記事をつくるなかで中銀カプセルタワーに触れる機会があり、その独特な外観や居室の特殊性、当時にしては最先端の設備など実にユニークというかツッコミどころ満載の仕様がいたく気に入り、いつかは中に入ってみたいと思い続けておりました。

そんな憧れの存在を実際に見学できる機会をいただき、喜び勇んで現地へと足を運ぶことにしました。「中銀」というくらいだから住所は銀座なのですが、駅は新橋の方が近いです。そこでJR新橋駅から歩いて現地に向かうことにしました。

駅から歩くこと約10分、パナソニック汐留ショールームの辺りでいよいよ中銀カプセルタワーの外観が隙間から見えてきました。胸が高鳴る瞬間です。

そこから大きな道路にかかった歩道橋を渡れば、もう目の前です。歩道橋に佇み、しばしその勇姿を眺めます。歩道橋を降りて少し進めば、ついにタワーとご対面です。

建物を通り過ぎてちょっと進んだあたりの方が全体を眺められて良いということなので、中に入りたい気持ちを抑え、そこから写真を撮ることに。たしかに絶景です。それにしても不思議な建物です。何も知らない通行人はこれをどう思っているのでしょうか。

さていよいよ建物へ入ることに。取材日は休日だったので正面玄関が開いておらず別の入り口から入ります。中に入るとエントランススペースがあり、受付やテーブルが置いてありました。ここで住人たちが語らうのでしょうか。郵便受けがレトロでかっこよかったです。

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最終更新:4/17(水) 16:40
DANRO

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