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「むかわ竜」立ち上がる 全長8メートルのレプリカを公開

4/17(水) 12:11配信

北海道新聞

発掘した骨だけでの全身復元は国内で初

 【むかわ】胆振管内むかわ町は17日までに、穂別地区で発掘されたハドロサウルス科恐竜(通称・むかわ竜)の化石の全身復元骨格(レプリカ)を報道機関に公開した。むかわ竜は、掘り出された骨が個数では全骨格の6割、体積では同8割を超える。発掘された骨だけで全身骨格を復元できた恐竜化石は国内初、全身の9割以上を復元した例は世界的にも珍しいという。

<タイムラプス撮影>むかわ竜ができるまで

 レプリカは、町から委託を受けた専門業者が穂別地区に工場を開設し、町民6人を雇用して2017年7月に製作が始まった。化石の型を取り樹脂で骨を再現し、全長約8メートル、体高約4メートルのむかわ竜を立体的に復元して今年3月に完成。11日に工場内で報道陣に公開された。

7月13日から国立科学博物館で展示

 化石は03年に約7200万年前(白亜紀後期)の地層で見つかり全身骨格では国内最大とされる。恐竜化石のレプリカは国内5例目。むかわ竜の発掘を指揮しレプリカ製作を監修した北大総合博物館の小林快次(よしつぐ)教授(47)は「日本一の恐竜と断言できる」と話した。

 レプリカは、7月13日から国立科学博物館(東京)で始まる「恐竜博」でも展示される。(小宮実秋)

北海道新聞社

最終更新:4/17(水) 12:28
北海道新聞

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