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フィンテックは私たちの生活をどう変えるか(1)キャッシュレス決済の未来

4/17(水) 18:20配信

ファイナンシャルフィールド

フィンテック(FinTech=「Finance(=金融)」と「Technology(=技術)」をつなぎ合わせた造語)という言葉は聞いたことがあると思います。

フィンテックはインターネットやスマートフォン、AI、ビッグデータなどを用いたお金の世界の技術革新。これまでの金融の世界を塗り替えてしまうような大変革が起きようとしています。

フィンテックによって我々の生活にどのような変化が起きようとしているのでしょうか。フィンテックの現状と今後の展開を予測するとともに、フィンテック後の未来に向けて、我々が備えなければいけないことについて考えます。

今回は第1回として、現状把握とキャッシュレス決済に焦点を当てたいと思います。

すでに始まっているフィンテック

まず、日本におけるフィンテックの状況に簡単に触れたいと思います。すでにフィンテックは我々の生活に様々な形で浸透しつつあります。フィンテックの基本的な考え方は「ITを駆使して、世の中を便利にしよう、金融を身近なものにしよう」というもの。

すでに使われ始め、比較的身近になってきたフィンテックサービスとしては、
・キャッシュレス決済
・ロボアドバイザー
・クラウド家計簿・帳簿
・仮想通貨
などがあります。

聞いたことがある、知っているという人も多いでしょう。すでにいくつかを利用しているという人もいらっしゃるのではないでしょうか

この他にも、
・スマートフォン専業証券会社
・AIファンドマネージャーによる運用
・クラウドファンディング、ソーシャルレンディング
などがすでに浸透しつつあります。

キャッシュレス決済・送金の現状

フィンテックを最も身近に感じられるのが「キャッシュレス決済」でしょう。すでになじみの深いICカードのほか、最近ではスマートフォン決済が浸透しつつあります。

ICカードで現在普及している主なものは、交通系ICカードのSUICA(JR東日本)、PASMO(関東圏私鉄系)、ICOCA(JR西日本)など。

流通系ICカードのnanaco(セブンアンドアイHD)やWAON(イオン)など。その他にiD(docomo)の様な携帯電話会社系やQUICPay(JCB)、楽天Edy(楽天)などがあります。

最近はこうしたICカードもスマートフォンアプリと連動し、カードを使わなくても利用できるものが増えてきました。使用履歴によってポイントが貯まるなど、様々な工夫がなされています。

例えば、JR東日本のSUICAはVIEWカードと連携するとオートチャージによるポイントが3倍になるなどの特典があります。

買い物や、定期券購入でもポイントが付きますので、普段通勤でJR東日本を使う方や、出張で東京と東北方面を新幹線で移動される機会の多い方などにはとても便利だと言えそうです。

さらに、最近はスマートフォン決済も増えてきました。「Apple Pay」や「Google Pay」のほか、「LINE PAY」、大型キャッシュバックキャンペーンで話題になった「Pay Pay(ソフトバンク、Yahoo)」、この4月からはauも「au Pay」携帯がサービスを開始しました。

その他にも「楽天pay」や「メルペイ(メルカリ)」「Origami Pay」などのサービスが立ち上がっています。

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