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【春アニメ1話レビュー】『さらざんまい』欲望と共に戦う!人とカッパの謎多き物語

4/17(水) 18:10配信

マグミクス

「さらざんまい」は、身も心も“つながる“ワザ?

 フジテレビの「ノイタミナ」枠で2019年4月11日(木)より放送がスタートしたアニメ『さらざんまい』。『少女革命ウテナ』や『輪るピングドラム』を手掛けた幾原邦彦監督の最新オリジナルアニメとして、注目を集めています。

【画像】『さらざんまい』1話場面カット&2話先行カット(22枚)

 作品の舞台となっているのは、東京「浅草」。ある日、主人公である中学2年生の矢逆一稀(やさかかずき)と転校生の久慈悠(くじとおい)は、ひょんなことからカッパ広場のカッパ像を破壊してしまいます。2人は「カッパ王国第一王位継承者」と名乗る謎のカッパ型生命体「ケッピ」と出会い、「尻子玉」を奪われてカッパになってしまう。さらには一稀の幼馴染の陣内燕太(じんないえんた)も巻き込まれて――?

 時を同じくして、浅草一帯では「箱」が次々に飛んでいくという謎の現象が。その正体は、普通の人が見ることのできない、人の世の裏側「欲望フィールド」に現れている「ハコゾンビ」の下っ端たちでした。生前満たすことができなかった欲望を満たそうとしているハコゾンビから「箱」を取り返すには、彼の「尻子玉」を抜くしかない! カッパになった3人は、「箱」を取り戻すべくハコゾンビと戦います。

「尻子玉」というのは、“人間の欲望を蓄積する臓器”のこと。尻子玉に触れることで、相手の“欲望”を知ることになります。ハコゾンビが生前満たせなかった欲望は……。第1話から、ひたすら濃度の高い作品です。

 この戦いのなかで必要となる「さらざんまい」は、身も心もつながるワザ。これによってつながった一稀、悠、燕太は、一稀の「知られたくなかった秘密」をすべて共有してしまいます。その秘密とは? そしてそこにある思いとは? 物語冒頭の一稀の心の声「そのつながりは簡単に消えてしまう。僕は誰より知っている」の真相は?

 難解な世界観を展開することで知られる幾原監督らしい、さまざまな謎を散りばめる作品ですが、これからその秘密が少しずつ“漏えい”されていくことでしょう。次はどんな相手と戦うことになるのか、どんな秘密が共有されるのか、期待が高まります。

きこなび 月乃雫

最終更新:4/17(水) 18:26
マグミクス

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