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ライフ、狭商圏宅配強化へセイノーグループと提携 ネットスーパー加速図る

4/17(水) 9:00配信

食品新聞

「ネットスーパーの3月の月間売上高は2億5千万円くらいで、前年比で30%伸びている。このペースでいけば年間30億円くらいの数字になる。新店を1店舗オープンするよりも大きい数字になってきている」(岩崎高治社長兼COO)。

時短ニーズや高齢化に伴う来店宅配ニーズの増加を踏まえ、ライフコーポレーションは11日、ネットスーパー、来店宅配サービスでの安定した配送網の構築に向け、セイノーホールディングスと、同社のグループ会社で食材宅配を中心とした狭商圏宅配サービスの企画運営を行うペクトルワンと業務提携契約を締結した。

同社は、18年度からスタートした第六次中期経営計画でネットスーパー事業を柱の一つと位置付けているが、セイノーグループとの協業体制を強化することで、ネットスーパーの発展加速につなげる狙いだ。

同社のネットスーパー事業は好調に推移しているものの、「儲かるビジネスモデルにする、もっと売上高を伸ばしていくには、いくつかハードルがある」(同)とし、「一つは人手不足の中、店舗でのピッキング、パッキングを効率よくする体制を構築すること。二つ目は配送の部分。店舗で人の手配できているが、配車の手配ができずに受注できなかったり、逆に車はあるが、人手が揃わないとか、なかなか連携がうまくいかないことがあった」(同)と課題を挙げる。

今回のセイノーグループとの業務提携は、「ネットスーパーの配送と、来店宅配の配送を一元的にすることで、配送効率も上がり、配車の手配もしっかりできる。さらに、ネットスーパーとはいえ、配送した際のお客さまとのコミュニケーションは非常に重要だが、ここ数年、6割くらいの配送をセイノーさんにお願いしていた。ドライバーの教育という点も含め、セイノーさんとしっかりやっていくことでレベルが上がっていくだろうと考えている」(同)という狙いだ。

EC市場の拡大により個配荷物が増加する一方、配達員不足が深刻化する中、ネットスーパーや来店宅配サービスは安定的提供が課題となっているだけに、今回のライフコーポレシーションの取り組みは、同様の課題を掲げる競合他社にとっても注目されそうだ。

最終更新:4/17(水) 9:00
食品新聞

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