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バーバリーなき三陽商会のピンチを救ったファンドの思惑

4/17(水) 11:33配信

MONEY PLUS

「三陽商会」という社名を聞いたことがなくても、「バーバリー」というブランド名であれば、ほとんどの人が知っているのではないでしょうか。

【データで確認】ファンドが目を付けた三陽商会の“秘宝”

同社は1965年からバーバリーのコートを輸入し、1970年に日本国内におけるバーバリーブランドの企画・製造・販売ライセンスを獲得。日本にバーバリーを浸透させた功労者といっても差し支えない会社です。

その三陽商会が今年3月に開いた株主総会で、ピンチに陥っていました。「配当を倍増せよ」という株主提案を、シンガポールのファンドが提出したからです。そして、このピンチを救ったのも、米国に籍を置く別のファンドでした。

いったい、なぜ三陽商会はこんな状況に陥ったのでしょうか。そして、株主総会を舞台にファンド同士が駆け引きを繰り広げた背景には、どんな事情があったのでしょうか。舞台裏を掘り下げてみます。

ファンドも一括りに見てはいけない

かつては外資系ファンドというと、「ハゲタカ」の異名をとり、キャッシュを貯め込んでいる会社に対してとてつもない増配を要求したり、経営が傾いた会社を安く買いたたき、資産をバラ売りするというダーティーなイメージが強かったように思います。しかし、最近はずいぶんと様変わりしています。

たとえば、アルミサッシやトイレでおなじみのLIXILグループ。昨年秋、社外から招聘した雇われCEO(最高経営責任者)をクビにし、自らトップに返り咲いた創業家出身のドンが、今度は外国人株主から突き上げられています。

この雇われCEOの手腕は株主から高く評価されていましたし、クビにした経過が不透明だったので、外国人株主としては看過できなかったわけです。

ファンドには、現物と先物の価格差に着目して細かい売買でサヤを稼ぐ「ヘッジファンド」や、未上場会社に投資したり、上場している会社を買収して非公開化し、再上場や株式の転売によって儲ける「プライベートエクイティファンド」など、異なる投資手法を持つさまざまな形態があります。

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最終更新:4/17(水) 11:33
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