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大使館で「真のヨガ」体験、1回わずか360円 インド人講師は「反ビール系」の本格派

4/17(水) 17:30配信

アーバン ライフ メトロ

半年間、週2回で18000円

 九段下の千鳥ヶ淵に面して建つインド大使館(千代田区九段南)。大使館というと、一般的にはビザの申請に行くことの多い場所ですが、ここにレッスンに通う人たちがいます。

インド人ヨガ講師シャルマさんの柔軟性がすごい(7枚)

 同大使館は10年前に文化センターを開設。のちにモディ現首相により「ヴィヴェーカナンダ文化センター」と名付けられたそうです。インドの伝統や文化に触れる5種類のカルチャー講座を実施しています。

 そのひとつに、ヨガのクラスがあります。驚くべきはその受講料で、半年間週2回の受講が18000円、週1回は15000円と格安。最初、「ルピー(インドの通貨)」の間違いではないかと疑い(それでも30000円台ですが…)、問い合わせてみたらやはり「円」でした。

 しかも、インドからヨガ講師を招聘(しょうへい)して行うという本格的なもの。半年間週2回通うとするとレッスンの回数は50回程度で、1回約360円という計算になります。「本場インドのヨガに触れてもらうためなので」と同文化センター担当者。

 インドではもとより、ヨガは「悟り」の境地に至るための宗教修行でした。それが、ストレッチのようなエクササイズとして世界中で定着し、さらにはホットヨガなどのような新しいものもさまざまに生まれています。

 そのなかで、日本でもっと伝統的なインドのヨガを普及させたいとの想いがあってのことと前出の担当者はいいます。そのヨガ教室がどんな内容なのか、授業見学に訪れました。

 見学したのは上級クラス(アドバンスドクラス)で、講師はインドのマディヤ・プラデーシュ州出身のリータ・シャルマさん。壁一面の窓から北の丸公園を望む、明るいスタジオに生徒は10人程度、全員女性でした。

 レッスンは英語ですが、シャルマさんが見本を示しながら教えてくれるためか、上級クラスなので慣れているからか、さほど戸惑うことなく指示通りのポーズをとっていきます。

 シャルマさんは、ポーズや呼吸のタイミングを説明したり、それが身体にどんな効果をもたらすかを話しながら、レッスンを進行。インドでヨガをかじったことのある記者は、これが伝統ヨガで決められたポーズであり、呼吸を深め、酸素を体内に効果的に取り入れる呼吸法を習得する「プラーナヤーマ」であることがわかりました。

 かなり難易度の高いポーズで呼吸を深めてゆくため、受講生のなかには頬が紅潮している人や、息を切らす人も少なくありませんでした。シャルマさんは、しなるように柔軟にそれらのポーズをとり、皆に示します。

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