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甲子園の名将が環太平洋大で講義 特任教授に就任した高嶋智弁和歌山高前監督

4/17(水) 22:39配信

山陽新聞デジタル

 甲子園で歴代最多の春夏通算68勝を挙げ、環太平洋大の特任教授に今月就任した智弁和歌山高前監督の高嶋仁氏(72)=現名誉監督=が17日、岡山市の同大で初の講義を行った。半世紀近くになる指導者生活を振り返り、努力の大切さを体育学部の2年生約340人に説いた。

 部員を1学年10人に制限した同高では少数精鋭のチームを鍛えるため「日本一の体力づくり」を掲げた高嶋氏。選手にはコースや球種ごとに分けた最低740回のスイングをはじめ腹筋、背筋も1日に2千回を課し、「人ができないことをやるから精神力、技術が付いてくる」と話した。

 猛打のイメージが強い智弁和歌山だが「打撃のチームをつくったことは一度もない」。守りを重視し「一生懸命やったら捕れるけど、力を抜いたら捕れないところ」へのノックは1日2時間に及ぶこともあったといい、「ぶれないこと。いろんなものを吸収して、思った道を突き進んでほしい」と学生を激励した。

 昨夏、監督を退いた高嶋氏の豊富な経験を学生に伝授してもらおうと大学側が特任教授就任を打診した。今後も月1回、来岡し、進路やコーチングなどについて講義を行う。

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