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中国人の女性が心を痛めた言葉 日本で起きている差別のリアル

4/17(水) 19:23配信

BuzzFeed Japan

職場での差別の多さ、浮き彫りに

アルバイト先などの職場で、最も多かったのは客から受けた差別だった。

次に多かったのが、上司や同僚からの差別。以下の様な職場での差別を指摘する声が集まった。

・コンビニでバイトしていた時、客に「外国人の店員はいらない」という内容の発言を受けた。(ミャンマー出身の男子留学生・滞在期間5年)

・新宿のドラッグストアで働いていた際、「外国人が担当するレジは嫌」と言われた。外国人だからという理由で、実際にミスをしていないのに、ミスをしたと文句をつけてくる客がいた。(ネパール出身の男子留学生・滞在期間4年)

・バイト中に中国人客から道を聞かれたので中国語で答えたら、日本人の同僚から「仕事中に中国語を話すな」と言われた。(中国出身の男子留学生・滞在期間2年)

不動産屋での差別や飲食店での入店拒否

一方、職場以外での差別の中で最も多かったのは、不動産屋での差別。次に飲食店やコンビニなど店での差別だった。店での差別は、特に飲食店などへの入店拒否、予約拒否が多かった。

・東京で飲みに行くとき電話で予約しようとしたら「外国人ダメ」と言われた。北海道の富良野でも電話予約で出身地を聞かれ、答えたら「(来訪)ダメ」と言われた。(ネパール出身の専門学校男子留学生・滞在期間4年)

・新宿の居酒屋で「日本人以外はお断り」と言われた。(スペイン出身の男子留学生・滞在期間1年半)

不動産屋での外国人差別は、多くの留学生ら外国人が経験しており、マンションなどの大家が外国人への貸し出しを拒否するケースがあるために発生している。

「住んでいた留学生用の寮の退寮期限が迫り、中国人の友人と部屋を探したが、合計で30件ほど断られました」

北米からの男子留学生(22)は、BuzzFeed Newsにこう語る。

「私は日本での留学経験も長く、日本語の会話に全く問題がない。外国人という理由だけで断られた。日本では外国人に対する不動産の差別があると知っていましたが、こんなにひどいとは思わなかった」

「母国では、国籍を理由に大家が入居を拒否することは、法律で禁止されています」

「日本人の友人にこの差別のことを話すと、皆びっくりしていました。この差別を知らない日本人も多いようなので、外国人に対する不動産差別の調査を国が行い、法整備など対策をとってほしい」

米国やカナダなどで、国籍を理由に入居を断ることがあれば、「人種差別」として大きな問題となる。

前出の中国人留学生、李さんも屋探しの際には不動産屋から「中国人は入居できない」と言われた。不動産屋に理由を聞くと「四川料理など中国料理は匂いで周りから苦情がくるから」と答えた。

李さんが「私、料理しないんです」と答えると不動産屋は「中国人は受け入れられない決まり」と押し切ったという。

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最終更新:4/17(水) 19:23
BuzzFeed Japan

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