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「改元でカード交換必要」は詐欺 岡山県警が注意呼び掛け

4/17(水) 22:58配信

山陽新聞デジタル

 岡山県警は、5月の改元に乗じて「キャッシュカードの交換が必要」との口実でカードをだまし取り、現金を引き出す詐欺に警戒を強めている。他県では既に被害が発生しており、「改元でカードが使えなくなることはない。改元とお金が絡む電話や封書は詐欺を疑って」と注意を促している。

 県警によると、手口は、市町村や金融機関の職員をかたった人物が「医療費の還付がある」などと電話し、「改元に伴うシステム変更で、キャッシュカードが使えなくなる。交換のため暗証番号が必要」とカードの受け渡しを求める内容。暗証番号を教えると、金融機関の職員を名乗る人物がカードを受け取りに訪れるという。県内で被害は確認されていないが、2月以降、埼玉、広島、愛知県で90~120万円が詐取されている。

 文書を使った手口もある。神奈川県では、実在する「全国銀行協会」の名前で「改元による銀行法改正でカードを交換する」という内容の封書が届き、書類に暗証番号を記入してカードを送るよう求められたとの通報が1月中旬、県警に9件寄せられたという。

 岡山県警は、注意喚起のチラシを作り、県内の金融機関やコンビニ、宅配業者などに送ったほか、防犯情報を伝える「ももくん・ももかちゃん安心メール」でも登録者に配信している。

 生活安全企画課の馬場一晃次長は「不審な電話や郵便物があれば家族や知人、最寄りの警察署へ相談してほしい」と話している。

最終更新:4/17(水) 22:58
山陽新聞デジタル

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