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阿蘇山で小規模噴火 宿泊施設「GW控え影響長引かないか心配」

4/17(水) 9:08配信

西日本新聞

 気象庁は16日、熊本県・阿蘇山の中岳第1火口で同日午後6時28分、ごく小規模な噴火が発生したと発表した。福岡管区気象台によると、噴煙は火口縁上200メートルに達し、北西へ流れた。けが人は確認されていない。阿蘇山の噴火は2016年10月以来。

 気象台は14日に引き上げていた噴火警戒レベル2(火口周辺規制)を継続。中岳第1火口から約1キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けている。火山ガスの放出量も多い状態が続き、15日は1日当たり2500トンだった。火山性微動の振れ幅は増減を繰り返している。

 周辺自治体などで構成する阿蘇火山防災会議協議会は、中岳第1火口から約1キロ圏の立ち入り規制を続ける。

 阿蘇市役所は16日午後7時すぎ、防災行政無線で噴火を伝えた。総務課職員は「警戒レベルは2のままなので、しばらく様子見の状況です」と話した。

 宿泊施設には状況を問い合わせる電話が相次いだ。同県高森町の宿泊施設「休暇村南阿蘇」では、宿泊予定者からキャンセルの連絡が数件あったという。担当者は「ゴールデンウイークも控えており、噴火の影響が長引かないか心配だ」と話した。

西日本新聞社

最終更新:4/17(水) 9:08
西日本新聞

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