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23年ぶり秘仏公開、22日まで熊谷・聖天山 前回は参拝客12万人、国宝指定後初となる今回は15万人か

4/17(水) 11:47配信

埼玉新聞

 埼玉県熊谷市妻沼の妻沼聖天山歓喜院(めぬましょうでんざんかんぎいん)(鈴木英全院主)の本尊で国指定重要文化財「御正躰錫杖頭(みしょうたいしゃくじょうとう)」の御開帳が16日、始まった。大勢の参拝客が訪れ、23年ぶりに公開される秘仏を拝観した。22日まで。

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 武蔵武士の斎藤別当実盛による寺院創建840年を記念して実施。本尊は実盛の孫らが建久8(1197)年に寄進したとされ、数十年に一度の節目に公開される。安置されている厨子(ずし)の扉を開くことから、「御開扉(おかいひ)」と呼ばれる。1996年の御開帳には12万人の参拝客が訪れ、本殿の国宝指定後初となる今回は3万人多い15万人を見込んでいる。

 参拝客は境内の大師堂に入り、普段見られない本尊を直接拝観した。さいたま市浦和区の主婦田中美加さん(54)は「一生に一度、あるかないかの機会。拝観できてうれしい」と感激しきり。川越市から訪れた橋本信夫さん(66)は「想像とは少し違ったが、神々しく、心が洗われる感じがした」と目を細めていた。

 この日は記念フォーラムとして、鈴木院主と本殿修復に携わった小西美術工芸社のデービッド・アトキンソン社長が、文化財保存をテーマに対談した。期間中、さまざまな関連イベントが行われる。

 公開は午前10時~午後4時で拝観料は3千円。

最終更新:4/17(水) 12:02
埼玉新聞

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