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文在寅大統領、中央アジア3カ国歴訪に出発…新北方政策、本格推進

4/17(水) 7:20配信

ハンギョレ新聞

中央アジア3カ国と、建設・交通・プラントなど協力摸索 カザフスタン非核化モデルからヒント得るか 3・1運動、臨時政府100周年迎え独立有功者遺骨奉還行事にも出席

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が16日、城南市のソウル空港を出発し、7泊8日の中央アジア3カ国歴訪を始めた。文大統領は今回の歴訪で、経済的潜在力を持つ中央アジア国家との経済協力拡大を通じて革新成長の動力を模索する。文大統領は歴訪の途につく前に与党の共に民主党に対して、国会で足止めされている最低賃金決定構造改編などの労働懸案と、「5・18光州(クァンジュ)民主化運動真相究明調査委」の構成について突破口を探すよう注文した。

 文大統領は夫人の金正淑(キム・ジョンスク)女史とともにこの日、トルクメニスタンの首都であるアシガバードに到着する。文大統領は26日までトルクメニスタン、ウズベキスタン、カザフスタンの中央アジア3カ国を訪問する。文大統領は、中央アジア歴訪で革新成長の核心軸である新北方政策の外縁拡張に乗り出す。特に文大統領は、韓国企業が受注し完工したトルクメニスタンのキャンリー・ガス化学工場を訪問し、ウズベキスタンとカザフスタンではそれぞれヘルスケア産業とアルマトイ循環高速道路の建設に韓国企業の参加を要請するなど、積極的なセールス外交に出る。大統領府は、現在は中央アジア国家との交易が少ないが、これらの国がヨーロッパとアジアを結ぶ橋梁の役割をするだけに、鉄道、道路、天然資源加工関連重工業プラントなどの分野で韓国企業が進出できる分野が多いと見ている。

 文大統領は、3・1運動、臨時政府樹立100周年をむかえ、独立有功者遺骨送還行事、高麗人同胞との出会いにも参加する。文大統領は21日にカザフスタンのアルマトイで、韓国の大統領としては初めて現地同胞に会い、続いて首都のヌルスルタン(アスタナ)では、国語学者の桂奉禹(ケ・ボンウ)先生など独立有功者4人の遺骨を韓国に送還する行事にも参加する。政府は、カザフスタンで命を終えた鳳梧洞(ポンオドン)青山里(チョンサンニ)戦闘の英雄、洪範道(ホン・ボムド)将軍の遺骨送還も推進している。

 カザフスタンは、自発的非核化の経験を持つ国であるため、文大統領はここで北朝鮮の非核化解決法の糸口を得られるのではないかという観測もある。ある大統領府関係者は「カザフスタンはソ連崩壊後、自国領土に配備されていた核兵器を米国の支援と協議により廃棄した」として「文大統領がこの点に関してカザフスタン側から助言を得ることもできる」と話した。

 一方、文大統領はこの日、城南(ソンナム)のソウル空港に歓送に出てきたイ・ヘチャン共に民主党代表とホン・ヨンピョ院内代表に「国会で最低賃金決定構造改編と弾力勤労制改善関連法案を通過させてほしい」と頼み、「与野党合意が難しければ、歴訪を終えて帰ってきてから与野政協議体を稼動して、争点懸案を解決するのが良いとの意向を明らかにした」とユン・ドハン大統領府国民疎通首席が伝えた。ユン主席は「文大統領が5月18日以前に『5・18光州(クァンジュ)民主化運動真相究明調査委員会』の構成を終えることを頼んだ」と付け加えた。

ソン・ヨンチョル記者、イ・ワン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:4/17(水) 7:20
ハンギョレ新聞

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