ここから本文です

文大統領「セウォル号を胸に刻んだ人たちが世の中を変える」

4/17(水) 7:44配信

ハンギョレ新聞

セウォル号惨事5周忌迎え、SNSに書き込み 「同じ悲劇を繰り返さないという覚悟を新たにし 真相究明と責任者の処罰を徹底的に行う」  4・16生命安全公園作りも約束 「長い修学旅行に出た子どもたちも今日だけは 私たちの元に帰ってきて愛する人を抱きしめてくれるだろう」

 「セウォル号を胸に刻んだ平凡な人たちが、世の中を変えています」

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が16日、セウォル号惨事5周忌を迎え、ツイッターなどに子どもたちを記憶する書き込みを残した。文大統領は「二度と同じ悲劇が繰り返されないようにするという覚悟を新たにする」とし、「真相解明と責任者の処罰は徹底的に行われるだろう」と述べた。

 文大統領は2014年の珍島(チンド)の彭木(ペンモク)港沖合で、安山檀園高校の生徒たちが救助されず天国に旅立った後の5年間の変化について語った。「安全に対する姿勢が、隣人を心配し、共感する心構えが変わった。先日、江原道地域の山火事の際にも、気が付けば皆で体の不自由な隣人を助けていた。私だけでなく私たちのための行動が、皆を偉大にしている」。文大統領は「セウォル号の子どもたちを記憶する平凡な人々の行動がこの国を変えていると信じる」と付け加えた。

 文大統領は、セウォル号惨事の犠牲者遺族を慰めることも忘れなかった。「3月17日、光化門(クァンファムン)に祀っていたセウォル号の犠牲者の遺影の移安式が行われた。5年間、国民と共に泣いて抱き合い、慰め合った光化門を離れる遺族たちの心中を察するに余りある。子どもたちが留まった場所が、セウォル号を記憶し、安全事故に備える空間になったことが、遺族に小さな慰めになることを心より願う」。文在寅大統領は国会議員だった2014年、セウォル号惨事の真相究明を要求し、長い間ハンストを続けてきた遺族キム・ヨンオさんを止めるため、直接10日間ハンストを行った。

 文大統領は同日、中央アジア3カ国歴訪に出る前に書き込みを残した。文大統領は「セウォル号の苦しみを追悼することを超えて、生命と安全を最高の価値と宣言する空間である『4・16生命安全公園』も、早期に建設できるよう努めたい」と述べた。文大統領は「長い修学旅行に出た子どもたちも、今日だけは私たちの元に帰ってきて家族や友人、愛するすべての人たちを抱きしめてくれるだろう」とし、「子どもたちを記憶し、国民の生命と安全が最優先という政府の誓いを必ず守ると約束する。遺族にも心からお悔やみ申し上げる」という言葉で書き込みを締めくくった。

イ・ワン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

最終更新:4/17(水) 7:44
ハンギョレ新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ