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しゃれた絵柄「ルパン」、青年誌隆盛の契機に

4/17(水) 10:51配信

読売新聞

 アニメ化された「ルパン三世」の作者で漫画家のモンキー・パンチ(本名・加藤一彦=かとう・かずひこ)氏が11日、肺炎のため死去した。81歳だった。葬儀は近親者で済ませた。後日、しのぶ会を開く予定。

 北海道生まれ。20歳の頃上京し貸本向け漫画などを経て、米の風刺雑誌に影響され、無国籍風な絵柄の劇画を描くように。ペンネームは絵柄に合わせ、双葉社の編集長が命名した。

 1967年の「週刊漫画アクション」誌創刊号から、フランスの作家ルブランの小説「ルパン」シリーズや映画「007」シリーズなどをヒントにした「ルパン三世」を連載。神出鬼没の大泥棒の主人公や宿敵の銭形警部、魅力的な美女・峰不二子らが活躍するしゃれた絵柄とハードボイルドタッチのストーリーが人気に。青年向け漫画誌隆盛のきっかけをつくった。

 71年に初めてテレビアニメ化、当初の視聴率は低かったが、再放送で人気に。計5回シリーズアニメ化され、宮崎駿監督のアニメ映画「ルパン三世 カリオストロの城」(79年)も作られた。

 他に「ルパン小僧」「パンドラ」など。デジタル漫画の先駆者としても知られ、デジタルマンガ協会会長も務めた。

最終更新:4/17(水) 18:42
読売新聞

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