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中国で「正」は嫌われる字…森鴎外の元号研究

4/17(水) 13:41配信

読売新聞

 文豪の森鴎外(1862~1922年)が元号に関する考察を記した資料が、6月30日まで東京都文京区千駄木の区立森鴎外記念館で展示されている。鴎外が文学作品を残しただけでなく、元号を研究していた意外な足跡をたどることができる内容となっている。

 鴎外は作家活動の傍ら、帝室博物館総長や、宮内省図書寮のトップである図書頭(ずしょのかみ)を務め、60歳で亡くなる直前まで元号について調べていた。

 特設コーナーでは、大化から大正まで元号の出典を記した鴎外の論考や書簡など7点を展示。親友宛ての書簡では「大正」について、中国では「正」は「一にして止まる」として嫌われている字であると指摘。「不調ベノ至」(選定段階で調査が足りていない)と断じている。

 森鴎外記念館が来月の改元を記念して企画した。広報担当の上岡恵子さんは「鴎外が歴史を後世に伝える活動をしていたことも知ってほしい」と話している。

 午前10時~午後6時。5月28日と6月25日は休館。問い合わせは同館(03・3824・5511)。

最終更新:4/18(木) 16:41
読売新聞

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