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3年ぶり赤字の貿易収支、原油上昇と輸入増で

4/17(水) 12:13配信

読売新聞

 財務省が17日発表した2018年度の貿易統計(速報)によると、輸出額から輸入額を差し引いた全体の貿易収支は1兆5854億円の赤字だった。赤字は3年ぶり。原油価格が大幅に上昇し、輸入額が増えたことが要因だ。

 輸出額は前年度比1・9%増の80兆7088億円で、2年連続で増加した。中国向けの半導体等製造装置や自動車輸出が好調だった。輸入額は7・1%増の82兆2943億円だった。

 貿易赤字を問題視する米国との貿易収支は6兆5260億円の黒字で、6・7%減った。米国との新たな貿易協定交渉で、重点的に議論される自動車や関連部品の輸出額が減少した。

 景気減速が懸念される中国に対しては、輸出・輸入額とも過去最大となり、輸出額は2・9%増の15兆6210億円、輸入額は3・5%増の19兆2025億円だった。

 同時に発表された3月の貿易統計(速報)は、全体の貿易収支が5285億円の黒字だった。中国向け輸出額が前年同月比9・4%減となったことなどで、黒字幅は3割縮小した。

最終更新:4/19(金) 15:10
読売新聞

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