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(朝鮮日報日本語版) セウォル号沈没から5年、文大統領が責任者の処罰に言及

4/17(水) 10:01配信

朝鮮日報日本語版

 旅客船「セウォル号」沈没からちょうど5年となる16日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「いつも記憶している。二度と再び同じ悲劇が繰り返されないように覚悟している」とした上で「沈没の真相解明と責任者の処罰は徹底して行いたい」と述べた。

 文大統領はこの日、フェイスブックに「セウォル号を胸にしまい込んだ平凡な人たちが世の中を変えようとしている」「国民の生命と安全が最優先という政府の誓いを必ず守ることを約束する」と書き込んだ。ただし文大統領は何の真相を解明し、誰を責任者として処罰するかについて具体的には言及しなかった。

 これについて事故で多くの犠牲者を出した壇園高校(京畿道安山市)の生徒の遺族たちが立ち上げた4・16セウォル号家族協議会は「第1次処罰対象者」として13人のリストを公表した。リストには朴槿恵(パク・クンヘ)前大統領、金淇春(キム・ギチュン)元大統領府秘書室長、南在俊(ナム・ジェジュン)元国家情報院長、金章洙(キム・ジャンス)元大統領府国家安保室長、禹柄宇(ウ・ビョンウ)元大統領府民政首席秘書官、黄教安(ファン・ギョアン)自由韓国党代表などの名前もあった。協議会は黄代表について「当時、法務部(省に相当)長官として捜査責任者に真実を隠蔽(いんぺい)するよう指示した疑いがある」と主張している。

 李洛淵(イ・ナクヨン)首相も「セウォル号惨事の真実解明を妨害する動きは今も陰湿に、また露骨に続いている」「一部勢力は真相解明の妨害をやめ、調査に協力せよ」などと述べた。しかし野党や法律に詳しい専門家などからは「事件の関係者に対する処罰や真相解明はすでに決着がついた。今から誰を何を根拠にどう処罰するのか」などの指摘が相次いでいる。

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