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「八村は素質十分」 NBA知る県バスケ協会の稲葉さん

4/17(水) 0:41配信

北日本新聞

 県バスケットボール協会参与で、NBAチームのジュニアサマーキャンプにアシスタントとして参加した経験を持つ稲葉之忠さん(61)=富山市=は、八村塁がNBAで活躍する可能性について「第一線でプレーできる素質は十分ある」と期待した。 

 稲葉さんは2007年夏にNBAのニックスのキャンプに参加。これまで20回以上現地に渡り、NBAの試合を観戦している。

 「八村はシュート力、走力、リバウンド力を兼ね備えたオールラウンダー。NBAにはプレーが雑な選手も多いが、奥田中学校時代に培ったプレーの正確さや状況判断能力は高度なものがある」と評価する。どのポジションでもプレーできる器用さを持つ一方で「傑出した部分がない」と指摘し、「どの能力に重点を置いて伸ばしていくかが重要になる」と話した。

 競争が激しいNBAでは「主力になれるかは入団後2、3年が勝負」とし「どんな選手を求めるチームに入るかも鍵になる」とドラフトの行方に注目した。


■強豪大で成長
 全米大学体育協会(NCAA)1部の強豪ゴンザガ大に留学して腕を磨いた八村は、ドラフト指名候補に挙がった昨季は大学に残ることを選んでさらに力をつけ、上位指名の有力候補として目標のNBA挑戦を決めた。

 203センチ、104キロの恵まれた体格を持つ八村は今季はチームの柱として活躍し、全米バスケットボール記者協会や全米コーチ協会などでベスト5選手に選ばれトップクラスの存在に。名将フュー監督からは「勝ちだけを求める」貪欲な姿勢を学んだ。

 NBAのドラフト会議は各チームの指名が2巡目までと少ない。狭き門をくぐる精鋭は金銭面でも好待遇で、昨年の全体1位指名のエイトン(サンズ)は1年目から推定年俸が8億円超と、コートに立つ前から高い評価を受ける。


■「次の目的は歴史」 米メディア報道
 【ロサンゼルス共同】八村が来季からプロのNBA挑戦を表明したことを受け、複数の米メディアも報じた。

 ヤフー・スポーツ(電子版)は「ゴンザガ大のスターがドラフトへの意思を表明した」と見出しを付け、日本人で初めてドラフトからNBA入りすると予想した。ゴンザガ大のあるワシントン州スポケーンの地元紙スポークスマン・レビュー(電子版)は「八村はゴンザガを離れる。次の目的は歴史をつくること」との書き出しで、成長ぶりを詳細に伝えた。

北日本新聞社

最終更新:4/17(水) 0:41
北日本新聞

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