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小さな村 静かに激戦 舟橋村議選 街頭手振り、電話で訴え

4/17(水) 0:51配信

北日本新聞

 舟橋村議選は16日、12年ぶりの選挙戦に突入した。新興住宅地が多い村では、平日の昼は村外にいる若い世代が多いことから、選挙カーを使ったのは2陣営だけだった。定数7に対して8人が立候補する少数激戦だが、ほとんどの陣営は電話による支持呼び掛けや街頭で手を振る“静かな戦い”を繰り広げた。

 「小さな村で全陣営が選挙カーを繰り出したら、あちらこちらでニアミスしてまう」。無所属の現職候補は前回選挙と同じく、選挙カーを出しておらず、事務所から電話で支持を訴えた。

 村は面積3・47平方キロメートルの日本一小さな自治体。平成に入ってからの住宅地造成で住民の流入が続き、30年前に1400人台だった人口は4月1日現在で3107人と2倍以上になった。平均年齢は41・7歳で、村外の企業などに勤務する若い世帯が多いベッドタウンとなっている。

 「有権者が少ない昼間にくまなく回ったとしても、どれだけ効果があるか分からない」と話す無所属の新人候補も選挙カーを使っていない。地元を歩いて手を振り、夕方には認定こども園の前で、子どもを迎えに来た親に支援を呼び掛けた。

 選挙カーの少ない選挙戦について、1歳5カ月の娘を持つ女性(30)は「子どもが昼寝する時間に大きな音が鳴らないのは助かる」と歓迎した。

 村議会は議員のなり手不足を理由に今回から定数を1削減し7とした。激戦に危機感を募らせた2陣営が選挙カーで全域に繰り出した。

 共産の現職候補は、無投票だった4年前に獲得した初の党の議席を維持しようと、選挙カーに乗り込んで回った。

 自民の現職候補は選挙カーの荷台の上で演説。新興住宅地の住民が増えて「票が読めない」と積極的に活動した。

北日本新聞社

最終更新:4/17(水) 0:51
北日本新聞

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