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夢舞台間近 八村NBA挑戦 県内関係者 最高峰で活躍期待

4/17(水) 1:27配信

北日本新聞

 日本人初のNBAドラフト入団へ―。富山市出身の八村塁(米ゴンザガ大3年)が日本時間16日未明、バスケットボール世界最高峰の米プロNBAへの挑戦を表明した。6月のドラフト会議では上位指名が有力視され、県内の関係者からは「富山の誇り。プロでも活躍して」「『世界のルイ』になってほしい」と、期待する声が相次いだ。

 八村は16日午前4時すぎに自身のツイッターで「(NBA挑戦を)決断しました」とコメント。朝の通勤中のラジオでニュースを聞いたという県バスケットボール協会の松倉弘英専務理事(58)は「うれしい知らせ。県出身ということでとても光栄だ。世界最高峰への挑戦は日本だけでなくアメリカ全体でも注目されるだろう。活躍し、試合を見た子どもたちに夢を与えてほしい」と期待を寄せた。

 富山市内で美容院を営む親戚の八村和志(かずゆき)さん(46)は、八村の少年時代を思い出し、「子どもの頃からさまざまなことに挑戦して周りを驚かせる子だったが、また驚かされた。けがのないように一歩一歩着実に進んでいってほしい」とエールを送った。

 他の親族によると、米国での八村は食事などで外出すると、握手や記念写真を求められるほどの人気者になっているという。

 今後を心配する声も聞かれた。同市奥田中学校時代に八村を指導した坂本穣治同校バスケ部コーチ(59)は「NBAでプレーするのは次元の違うすごい話」と喜びつつも「周りのプレーヤーとうまく会話できるか、振る舞いは大丈夫かと不安になる。大変だと思うが陰ながら応援する」と教え子の活躍を祈った。

 八村とは同校の2学年先輩に当たる男子日本代表の馬場雄大(23)は闘志を燃やした。「自分も日本で終わるつもりはないし、やはり目標はNBA。いつか世界の舞台で塁に負けじと活躍したい」と、ライバルの背中を見据えた。(社会部・石黒航大、松澤拓也)

■応援あったから今の僕がいる
 八村は16日、ツイッターでNBA挑戦を表明し、支えてくれた人たちへの感謝の思いを投稿した。

 大学での3年間を「自分の人生において素晴らしい経験」と振り返り、「ゴンザガ大の皆さん、特にコーチやスタッフに感謝です」とツイート。チームメートや現地のファンにも感謝の言葉を送った。

 日本のファンに向けては、「いつも応援して頂き本当ありがとうございます。皆さんのサポートと応援があったからこそ今の僕がいます。これからもよろしくお願いします!」とツイートした。

 投稿は反響を呼び、16日夕の時点で「いいね」が3万件を超えた。「富山の星」「同じ富山県民として応援しています」など、県内のファンからも多くのコメントが寄せられた。

北日本新聞社

最終更新:4/18(木) 16:38
北日本新聞

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