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米兵に接近禁止命令が出ていた 1月に女性が暴行訴え 沖縄・北谷の殺人事件

4/17(水) 6:25配信

沖縄タイムス

 沖縄県北谷町桑江のアパートで米海軍兵の3等兵曹(32)が日本人女性(44)を殺害後に自殺したとみられる事件で、在沖海兵隊は16日、女性が1月に米軍の捜査当局に性的暴行の被害を通報した際、男に女性への接触を禁止する「軍事保護命令」を出したことを明らかにした。遺体発見時に命令が継続していたかについては答えなかった。

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 軍事保護命令が出ていたことを把握していたかについて、県警は「米側との情報共有については回答を差し控える。憲兵隊とは必要な捜査協力をしている」と述べるにとどめた。

 軍事保護命令は「ミリタリープロテクトオーダー(MPO)」と呼ばれ、米軍人がパートナーなどに暴力やストーカー行為を働いた場合、訴えを受けた上司や憲兵隊が被害者への接近を禁止する制度。基地内外で適用され、罰則も定められている。

 在沖海兵隊は「女性が1月に通報した際、基地外の事案だったため県警と海軍犯罪捜査局が共同で調査を開始し、兵曹に軍事保護命令を出した」と説明。一方で、命令の期間がいつまでだったかなど詳細は明らかにせず「これ以上コメントはできない」とした。

 米軍関係者とのトラブルを抱える女性をサポートする「ウーマンズプライド」のスミス美咲代表は「軍事保護命令は何メートル以内に近づいてはいけないなど詳細なルールがあるが、誰かが24時間監視するわけではない。事件を起こさないための制度だが、機能しなかった」と問題視する。

最終更新:4/17(水) 6:30
沖縄タイムス

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