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小松は銀灰色で白山雄大に 加賀温泉は紅殻格子湯の街風情 新幹線駅デザイン

4/17(水) 0:59配信

北國新聞社

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は、北陸新幹線小松駅と加賀温泉駅のデザインを正式決定した。外観は小松駅が銀灰色のパネルを立体的に使って雪の白山の雄大さを演出し、加賀温泉駅は加賀3温泉街の建物に残る紅殻格子(べんがらごうし)をあしらい湯の街の風情を伝える。小松、加賀両市は17日、ホームページ上で公表する。

 2023年春の新幹線敦賀開業に向け、鉄道・運輸機構が小松、加賀両市と協議してデザインを決めた。22年春の完成を目指す。

 小松駅の外観デザインは大正時代に石の産地として栄えた小松市観音下(かながそ)町の石を、歌舞伎の市松模様をイメージして交互に配置し、外側から見える形とした。

 デザインを巡っては、市が昨年、機構から示された3案のうち、白山を基調とした案に市松模様など地元の伝統文化を取り入れた「調和案」を提示する方針だったが調整がつかず、外観に伝統文化を表現するよう求める付帯意見を添えることで落ち着いた経緯があった。

 加賀温泉駅は温泉旅館や町屋に見られる紅殻格子が目を引くデザインとし、市から提出された付帯意見を反映させ、当初のデザインから装飾範囲を広げた。

 福井県内の4駅(芦原温泉、福井、南越、敦賀)のデザインも決まった。いずれも地元自治体の意向を受け、芦原温泉の外観は温泉街らしい和の趣、福井は一乗谷朝倉氏遺跡や永平寺の唐門を題材とし、南越(仮称)はコウノトリ、敦賀は敦賀湾の波をイメージした。

 小松、加賀温泉両駅の用地買収はほぼ終えており、今年度に関連工事に入り、来年度に本体工事に着手する。開業時にJR西日本に貸し付ける。

北國新聞社

最終更新:4/17(水) 0:59
北國新聞社

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