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那賀川水系 渇水の恐れ

4/17(水) 8:39配信

徳島新聞

 那賀川の長安口ダム上流で少雨が続き渇水が深刻化する恐れがあるとして、徳島県は16日、県渇水対策本部(本部長・飯泉嘉門知事)を設置した。県庁で初会合を開き、県民に対する節水の呼び掛けや、農・工業への被害軽減に努めることを確認した。本部の設置は、2017年の那賀川の渇水以来2年ぶり。

 県によると、4月1~15日までの那賀川上流の降水量は57・1ミリで、平年値(223・3ミリ)の26%にとどまる。長安口、小見野々両ダムを合わせた有効貯水量は16日午前0時時点で2051万立方メートル、貯水率は51・2%となっている。企業活動や農業に影響は出ていないが、今後雨が降らない状況が続くと5月上旬に両ダムの貯水率が0%になるとしている。

 会合には海野修司、後藤田博両副知事や部局長ら16人が出席。道路上の電光掲示板による節水の呼び掛けや営農者向けの相談窓口の設置などを決めた。

 会合に先立ち、大塚二朗県土整備部副部長が、県流域水管理課の出入り口に「県渇水対策本部」の看板を設置した。

 那賀川では、16日から農業・工業用水で20%の取水制限を実施。吉野川でも早明浦ダムの貯水率が下がっているため、11日から徳島用水で約15%の自主節水をしている。

最終更新:4/17(水) 8:39
徳島新聞

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