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唐津署員、酒気帯び運転で出勤 上司も隠蔽で書類送検 佐賀

4/17(水) 7:54配信

佐賀新聞

 佐賀県警は16日、二日酔いで飲酒運転したとして、唐津署の20代の男性巡査長を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで佐賀地検に書類送検した。職場で飲酒運転に気付いたにもかかわらず飲酒検知などを怠った上司の40代の男性警部も犯人隠避容疑で書類送検した。県警は巡査長を同日付で停職1カ月の懲戒処分とし、巡査長は依願退職した。

 県警監察課によると、巡査長は昨年12月19日午前7時半ごろ、酒気を帯びた状態で自宅から乗用車で出勤した。職場の課長の警部が巡査長から酒のにおいがするのに気付いて指摘したが、その場で捜査は行わなかった。前日の18日夜に巡査長を含む署員十数人が50代の男性警部補の自宅で忘年会を行い、巡査長は缶ビール3~4本とハイボール3~4杯を飲酒した。

 警部が6日後に署長に報告し、発覚。巡査長は「アルコールが残っているようなつもりはなかった」と否認、警部は「検知すれば巡査長がくび(退職)になると思ってかばった」などと供述しているという。

 県警は16日付で警部を本部長訓戒とし、忘年会を開いた警部補も飲酒運転の防止に配慮を欠いたとして本部長注意とした。逮捕せずに任意捜査であることなどを理由に巡査長の氏名などは公表していない。

 県警の石橋憲茂首席監察官は「警察官としてあるまじき行為で、厳正に処分した。県民のみなさまに深くおわび申し上げる。職員に対する指導、教養を徹底して再発防止と信頼回復に努める」などとするコメントを出した。

最終更新:4/17(水) 11:18
佐賀新聞

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