ここから本文です

モルガンS、トレーディング健闘-投資銀の低調をウェルス部門が補う

4/17(水) 23:00配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): モルガン・スタンレーの1-3月(第1四半期)決算は、債券トレーディング収入の落ち込みがアナリスト予想より小幅に収まったほか、ウェルスマネジメントの手数料収入が増えた。

17日の決算発表によると、債券トレーディング収入の落ち込みは9%と、ライバルのゴールドマン・サックス・グループより小幅で、アナリスト予想の15%ほど大きくなかった。ウェルスマネジメントと資産運用部門の収入は増加した。一方、投資銀行業務の手数料収入はウォール街の銀行の中で最も大きく減少した。

純利益は24億3000万ドル(約2720億円)と前年同期比で9%減少したものの、調整後1株利益1.33ドルはアナリスト予想を上回った。

債券トレーディングは昨年10-12月(第4四半期)の低迷からは回復した一方、強みとする株式トレーディングの収入は予想に届かなかった。

株式および債券引き受けの減少で、投資銀行業務からの収入は24%減った。ただ、ウーバー・テクノロジーズの大型新規株式公開(IPO)で重要な役割を獲得しており、今後の挽回につながる見込みだ。第1四半期は完了した合併・買収案件が少なかったため助言業務の業績は弱かったと、ジョナサン・プルーザン最高財務責任者(CFO)が説明した。

ウェルスマネジメント部門の収入は43億9000万ドルと前年同期を若干上回った。同部門の利益率は27%。年末までに28%とすることを目指している。資産運用の収入は12%増の8億400万ドルだった。

原題:Morgan Stanley Brokers, Traders Counter Steep Drop in Dealmaking(抜粋)Morgan Stanley’s Brokers, Traders Counter Dealmaking Decline (1)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Sonali Basak

最終更新:4/17(水) 23:00
Bloomberg

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事