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PERの高い株・低い株、どちらを買うべき?--二極化するPERの意味は

4/17(水) 10:36配信

ZDNet Japan

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

株を買うとき、PERを見ているだろうか?
二極化するPER、製造業が低く、非製造業が高い
21世紀に入り、製造業で成長するビジネスモデルが崩壊:サービス化社会を迎える
米国も日本も製造業の景況感は不安定、非製造業は安定的に高水準
投資銘柄選別で考えるべきこと

 これら5点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

株を買うとき、PERを見ているだろうか?

 株式投資をするとき、投資する銘柄のPER(株価収益率)(※注)を見ているだろうか? PER 10倍だから株価は割安とか、PER 40倍だから割高といった話しを聞いたことがあるだろうか?

※注:PERは、「ピーイーアール」または「パー」と読む。日本だけでなく、世界中の投資家が見る重要指標なので、PERの見方をきちんと理解しておくことは株式投資をやる上で重要である。

 PERは以下のように計算する。

 PER=【株価】÷【1株当たり利益】

 株価を1株当たり利益で割って計算する。言い換えると、PERは「1株当たり利益の何倍まで株価が買われているか」を示している。一般的に倍率の高い方が株価は「割高」、低い方が「割安」と判断される。

 実は株価の割高割安を単純にPERの数字だけ見て決めることはできない。近年は、PERの二極化が顕著に見られる。PERの高い株はいつまでもPERが高いままで、PERの低い株はいつまでもPERが低いままに据え置かれることが多くなった。成長期待が高い株、収益の安定性が高い株は、PERで高く評価される。成長性が低く、収益の安定性が低い株は、低PERに据え置かれる。

 それでも、PERは株価の割安割高を判断する最も重要な指標であることは事実である。高PER株も低PER株も、その意味を理解した上で投資するようにしよう。

最終更新:4/17(水) 10:36
ZDNet Japan

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