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ホノルルにA380到着 ANA「空飛ぶウミガメ」ハワイ初飛来、地上施設確認

4/18(木) 8:14配信

Aviation Wire

 成田空港を出発した全日本空輸(ANA/NH)のエアバスA380型機「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」の初号機(登録記号JA381A)が現地時間4月17日朝(日本時間18日未明)、ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港(旧称ホノルル国際空港)に到着した。ハワイにA380が降り立つのは初めて。搭乗橋や地上設備などを確認する「フィットチェック」を実施し、5月24日の成田-ホノルル線就航に備える。

【ホノルルに初めて降り立つA380】

 FLYING HONUは「空飛ぶウミガメ」の意味で、全3機にハワイの空と海、夕陽をイメージした特別塗装を施す。初号機が青(ANAブルー)、2号機が深緑(エメラルドグリーン)、3号機がオレンジ(サンセットオレンジ)と、1機ごとに色が異なるデザインが採用され、2号機は3月29日にロールアウトしている。

 座席数は4クラス520席で、ANAのホノルル線では初のファーストクラスが8席、ビジネスクラスが56席、プレミアムエコノミーが73席、エコノミーが383席。エンジンはロールス・ロイス製トレント900を採用した。Wi-Fiを使った機内インターネット接続サービスや電源コンセントなども備える。

 ANAは初号機を使い、成田空港と関西空港間で慣熟飛行を6日から開始。両空港をほぼ毎日往復している。ダニエル・K・イノウエ空港には、海外の就航先では唯一の自社ラウンジを新設。空港内で最大規模となり、ファーストクラスがあるアッパーデッキ(2階席)へ直接搭乗できるようにする。

 ANAは現在、ホノルルでは提携関係にあるユナイテッド航空(UAL/UA)のラウンジ「ユナイテッドクラブ」を使用している。A380の就航に合わせ、ターミナル2の3階、エバ・コンコースにあるC4搭乗口上に自社ラウンジを新設。ファーストクラスの乗客やマイレージサービス最上級会員用の「ANAスイートラウンジ」と、ビジネスクラス客などが使える「ANAラウンジ」を設ける。

 ANAの柴田洋ホノルル支店長によると、C4とC9両搭乗口がA380対応になり、同じ時間帯にA380による運航便が重なっても対応できるようにしたという。柴田支店長は「ファーストクラスのラウンジが直結しているC4搭乗口をメインに使っていく」と説明した。

 ハワイ州運輸局(HDOT)によると、A380がダニエル・K・イノウエ空港に降り立ったのは、旧称のホノルル空港時代も含めて今回が初めてだという。

 A380の初号機は試験飛行のNH9802便として、成田のA滑走路(RWY34L)を日本時間17日午後8時12分ごろ離陸。ホノルルには現地時間17日午前7時48分(日本時間18日午前2時48分)ごろ着陸し、同58分にC9搭乗口がある駐機場へ到着した。到着後は、ハワイ古代宗教の司祭「カフ」が柴田支店長とともに機体各所をまわり、安全祈願が行われた。

 ホノルルでのフィットチェックは、現地時間19日まで行われる見通し。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:4/18(木) 9:50
Aviation Wire

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