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小栗旬×星野源、昭和最大の未解決事件に挑む!「罪の声」で映画初共演

4/18(木) 4:00配信

映画.com

 [映画.com ニュース] 俳優の小栗旬と星野源が、昭和最大の未解決事件に翻ろうされる2人の男の姿を描く「罪の声」に主演し、映画では初共演を果たしていることが分かった。土井裕泰監督がメガホンをとり、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」などで知られる野木亜紀子が脚本を執筆。既にクランクインしており、6月にオールアップを予定している。

 今作は、2016年の「週刊文春」ミステリーベスト10で国内部門の第1位を獲得、さらに第7回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得た塩田武士氏の同名小説が原作。フィクションではあるが警察庁広域重要指定114号の未解決事件をモチーフにしており、塩田氏の綿密な取材と着想が織り交ぜられ、事件の真相と犯人像に迫るストーリーがリアリティにあふれていることで大きな話題を呼んでいる。

 主人公の新聞記者・阿久津英士に扮する小栗は、近年まれに見る“客が呼べる映画スター”として八面六臂の活躍を続けており、今年は蜷川実花監督とタッグを組んだ「人間失格 太宰治と3人の女たち」(9月13日公開)、20年には「ゴジラVSコング(仮題)」でハリウッド進出が決定している。30年以上前に発生し、既に時効となっている事件の真相を追う役どころを得たが、「原作を読み終えた後、開けてはいけないと言われている扉を開けてしまったような興奮と不安を持ったことを覚えています」と振り返る。

 映画化に際しては、「これは覚悟のいることだな」と思ったというが、「製作チームにお会いし、皆さんの揺るぎない覚悟をうかがって、その覚悟の一員にさせてもらうことを決意しました」と一蓮托生を誓う。さらに、「独特の存在感を持ち、物腰が柔らかく、私自身、時折ただのファン目線で一緒に撮影していることを喜んでしまう、星野源という素晴らしいアーティストと共に作れること。そして阿久津という人間を通して、数々と声と向き合い、寄り添い、反発しながら、真実の声を聞き逃さないように真相にたどり着けたらと思います。時代が変わろうとしている今、それでも忘れ去ってはいけない小さな小さな声がある。ご期待ください」と意欲を燃やしている。

 もう1人の主人公である曽根俊也を演じるのが、星野だ。俳優・ミュージシャン・文筆家として幅広く活躍しているが、今作では父親から受け継いだテーラーを営み平凡な毎日を過ごすなか、偶然にも幼少期の自分が知らないうちに昭和最大の未解決事件に関わっていたことを知ってしまう男に息吹を注ぐ。3年前に別の作品の撮影時、プロデューサーの那須田淳氏から今作の企画について聞いたそうで「その発想と恐ろしさに激しく鳥肌が立ったのを今でも覚えている」という。

 そして、「この役を源ちゃんでイメージしているんだ」と言って頂いた時から長い年月を経て、その役・曽根俊也を演じられることを感慨深く、嬉しく思います」と胸中を告白。また、「随分前から知り合っていた小栗くんと初めてじっくりとお仕事できること、心から信頼し、尊敬している土井監督、野木さんとまたご一緒できることも本当に嬉しく、幸せに思います。悲劇でありながらも、人間がこの社会で生きる上でとても大切なメッセージが込められたこの作品の中で、曽根俊也の悲しみと共に生き、演じていきたいと思います」とメッセージを綴っている。

 原作者の塩田氏は21歳のとき、関西弁のユニークな挑戦状をマスコミに送りつけ、町のあちこちに指示書を貼って身代金を運ばせるこの劇場型犯罪に、子どもの声が利用されていることを知ったという。「一説には3人の子どもが関わっているとされるが、私は最年少の未就学児と同世代で、しかも同じ関西に育った可能性が極めて高い。どこかですれ違っているかもしれない。そう思った瞬間、全身に鳥肌が立ち、どうしてもこの子どもたちの物語が書きたくなった」そうで、完成に15年を要した。だからこそ映像化は容易ではないと考えていたようだが、製作陣の覚悟を聞き、キャストの名前を聞き、野木氏の脚本を読み、気持ちが翻意していった。「この映画は総力戦になる、という予感がある。また、そうでなければ戦後最大の未解決事件には立ち向かえはしない。新しい時代を迎える日本で、映画が持つ大きな力を信じて、大作の完成を待ちたい」。

 映画では、記者の阿久津(小栗)は昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、残された証拠を元に取材を重ねる毎日を過ごしていたが、どうしても気になることがあった。「なぜ犯人グループは、脅迫テープに男児の声を吹き込んだのか」。一方、京都でテーラーを営む曽根は、父の遺品の中からカセットテープを見つける。再生すると、聞こえてきたのは幼少期の自分の声。それは、30年以上前に複数の企業を脅迫し、日本中を震撼させた事件で犯行グループが使用したテープと全く同じ声だった。やがて運命に導かれるように2人は出会い、ある大きな決断へと向かう。「罪の声」は、2020年に全国で公開。

最終更新:4/18(木) 9:40
映画.com

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