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将来はレッドブル・ホンダのエースに? SF参戦のティクトゥムがF1デビューを果たす可能性

4/18(木) 16:00配信

motorsport.com 日本版

 レッドブルの育成ドライバーで、今季はスーパーフォーミュラにも参戦するダニエル・ティクトゥムは、先日行われたバーレーンテストでレッドブルの最新マシン・RB15に乗り込み、134周を走行した。

【写真】ティクトゥムがドライブするレッドブルカラーのSF19

 レッドブル・アカデミーがシーズン半ばに他のドライバーを招き入れない限り、ティクトゥムは現時点でF1、さらに言えばトロロッソのシートに最も近いレッドブルのジュニアドライバーと言える。

 しかしながらティクトゥムは昨年、スーパーライセンスポイントの不足を理由に、ハンガリーで行われたインシーズンテストに参加することができなかった。

 F1参戦に必要なスーパーライセンスの取得には過去3年間でライセンスポイントを40集める必要がある。ティクトゥムは昨年のユーロF3をミック・シューマッハーに次ぐランキング2位で終え、ライセンスポイント25を獲得した。これにより彼はテストのみならず、金曜のフリープラクティスにも参加することができる。

 さらにティクトゥムはマカオGPで連覇を果たし(2017年、2018年)、それぞれ5ポイントを獲得。ライセンスポイントは合計35ポイントとなった。

 ティクトゥムは残る5ポイントを早急に獲得するため、今年の1月にアジアF3ウィンターシリーズへの参戦を決めた。当初はこのシリーズを制すれば10ポイントが獲得できることとなっていたが、後に十分な会場数、ラウンド数ではないとしてライセンスポイントの対象外となってしまった。

 その時点で既にトロロッソはダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンの起用を決めており、どちらにせよ2019年のF1レギュラーの道は絶たれていたのだが、これでシーズン途中からの参戦も叶わないこととなった。

 そんなティクトゥムは、4月21日(日)に開幕戦が行われるスーパーフォーミュラに、昨年山本尚貴がドライバーズタイトルを獲得したTEAM MUGENからフル参戦する。TEAM MUGENは、同じくレッドブルジュニア出身のピエール・ガスリー(レッドブル)が2017年にスーパーフォーミュラへ参戦した際、所属したチームでもある。

 ティクトゥムが残るスーパーライセンスポイント5を手にするためには、最低でもランキング6位に入る必要がある。

 ただ、このカテゴリーには元F1ドライバーの中嶋一貴や小林可夢偉、昨年F2を戦った福住仁嶺、牧野任祐、アーテム・マルケロフなど国内外のトップドライバーが参戦。さらには長くスーパーフォーミュラを戦っているドライバーたちも犇いている。

 F1を目指すティクトゥムが、そんな激戦をどう戦い抜いていくのか……それも今季のスーパーフォーミュラの見どころと言えるかもしれない。

Luke Murphy

最終更新:4/18(木) 16:00
motorsport.com 日本版

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