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【MotoGP】タイトル候補は自分を入れて4人……ドヴィツィオーゾ「マルケスにも弱点はまだある」

4/18(木) 16:21配信

motorsport.com 日本版

 MotoGP2019年シーズン、開幕戦カタールGPは2位、第2戦アルゼンチンGPは独走優勝と完璧に近いスタートを切ったレプソル・ホンダのマルク・マルケス。これまで負け無しのアメリカズGPでも勝利を収めると思われていた。

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 しかし、当のレースでマルケスが独走体制に入ったと思いきや、9周目にターン12でまさかの転倒を喫しリタイア。一方でライバルのアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が4位入賞したことで、ランキングトップの座はドヴィツィオーゾのものとなった。

 ドヴィツィオーゾはマルケスが犯した失敗が、チャンピオンシップにとっては非常に良いことだと捉えている。“スペシャル”なシーズンスタートを決めたマルケスの見せた失敗は、彼にまだ弱点があることを示しているからだ。

「このレースウィークはポジティブな点、ネガティブな点どちらもあった。だけど、最終的にはポジティブだったね」と、ランキング2位のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)に3ポイント差を付けたドヴィツィオーゾは語った。

「チャンピオンシップの序盤だけど、マルケスの転倒は彼が全てをコントロールしているわけでは無いことを示していると思う。殆どの場合はそうかもしれないが、常にではない」

「これは僕らにとってポジティブな事だ。最初の2戦でマルケスはクレイジーな事をしていたからね。彼はとても速い。だからこれはチャンピオンシップにとって本当にポジティブな事なんだ」

 また、ドヴィツィオーゾはマルケスのリタイアは“チャンピオンシップを戦えるという確証”だと加えており、昨シーズンよりも多くのライバルと戦うことになるとも予想している。

「ネガティブだったのは、チャンピオンシップが難しくなった点だ」

「スズキと(アレックス)リンスはチャンピオンシップを争うだろうし、バレンティーノ、そしてマルケスも確実にそうだ」

「そして、僕を加えた4人がタイトル争いに加わる大きなチャンスを持っていると思う」

「もちろん他のライダーも居るけれど、現時点ではそう示されている。ここ数年のように僕だけがマルケスと争っているものではないんだ」

 ドヴィツィオーゾはレースを13番手という低いグリッドからスタートしたが、強力なスタートを見せ、オープニングラップで6番手まで浮上した。そして最終的に0.966秒差で表彰台を逃している。

「スタートはとても上手くいった。頭の中はクリアーで望んでいたことは全て行った」

「完璧なポジションに身を置くことができた。僕は1周目にふたりのライダーをパスしたが、それより良いスタートはできなかった」

「3、4周するとフィーリングを失ってしまって、ラップタイムは遅れてしまった。ターン10では殆どクラッシュしていたようなものだ。高速コーナーだと、僕は十分な速さが無かったんだ」

「僕はスピードを失い、数秒をロスした。本当に悪い瞬間の後、僕は落ち着いて(フランコ)モルビデリと比べてどこで速く、スムーズなのかを理解しようと試していた」

「高速コーナーでは遅すぎたが、他の幾つかの部分ではモルビデリより本当に速いことが分かった。彼をオーバーテイクして、良いリズムを作り始めた。その時点で僕は最速のライダーと似たリズムだった。これがレースでのポジティブな部分だ」

「僕は4周で多くの時間を失った。それは悪いことだったけど、最終的にはスピードは良かった。タイヤが消耗してきた時、ジャック(ミラー)も少し遅れているように見えたから、最後まで100%プッシュすることを試みた」

「残念ながら彼を捉えることは出来なかったけど、この結果には満足すべきだろうね」

David Gruz

最終更新:4/18(木) 16:21
motorsport.com 日本版

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