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(経済季評)公害としての花粉症対策 縦割り越え百年の計を 松井彰彦

4/18(木) 7:30配信 有料

朝日新聞デジタル

 政府・公的部門の役割は、民間が担うことのできない計画を立て、それを実行に移していくことである。言わば百年の計を立てることだ。その機能が近年失われている。花粉症対策もその一つである。
 熊野古道中辺路(なかへち)を歩いたことがある。ちょうど熊野が世界遺産に登録された2004年のこと。紀伊半島の西海岸沿いにある紀伊田辺駅に降り立ち、歩くこと2泊3日。熊野本宮大社の近くにある湯の峰温泉にたどり着いた。その手前で小さな発見をした。山を越えていくと、尾根筋の片側が照葉樹林、反対側が針葉樹林という場所があったのだ。
 宿の主人に聞くと、木材生産のために天然林である照葉樹林が人工林である針葉樹林に変えられていった話をしてくれた。…… 本文:2,192文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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最終更新:4/18(木) 7:30
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