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【スーパーフォーミュラ連載】受け継がれる“驚速”の遺伝子(3):2019スーパーフォーミュラ、さらに異次元の領域へ

4/18(木) 18:32配信

motorsport.com 日本版

“よりオーバーテイクの機会を増やすマシンに”……SF19から新たな試みもスタート

 このSF19では、よりオーバーテイクの機会を増やすための試みも行われている。SF14ではマシンの上側でダウンフォースを主に稼いでいたが、よりフロア下でダウンフォースを稼ぐデザインに変更された。

 さらに、2009年から導入されているオーバーテイクシステムの運用方法を今年は大幅に変更。100秒間を自由に区切って使えるようになるのだが、1度使用すると100秒間の使用制限がかかるなど、より戦略性が求められるなど、見どころが多くなっている。

 こういった要素が組み合わさることで、最近では空力が進化し接近戦のバトルが難しくなってきているフォーミュラカーのレースで、豪快なオーバーテイクシーンが数多く見られるかもしれない。

 これまで、5シーズンにわたって活躍してきたSF14。その最終レースとなった2018年は多くのモータースポーツファンの記憶に残る名レースとなった。シリーズチャンピオンを獲得をかけ、山本尚貴とニック・キャシディが一歩も譲らぬ白熱したバトルを展開した。レース後には、グランドスタンドのファンが総立ちで二人を迎えるなど、感動的なシーンとなった。

 これ以外にも数々の名ドラマ・名シーンを生んできたSF14から様々なノウハウと想いが引き継がれ、いよいよSF19が実戦デビューする。

 今度も名バトルが繰り広げられることになるのか……国内トップフォーミュラの新たな1ページが、今週末の鈴鹿サーキットから始まろうとしている。

吉田知弘

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最終更新:4/18(木) 18:32
motorsport.com 日本版

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