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表現者・松田美由紀、引退も考えたゼロからの挑戦

4/18(木) 11:27配信

シネマトゥデイ

 女優のみならず、監督、写真家、執筆家、オフィス作の代表取締役、そして日本の芸能界で活躍する3人の子供達を育て上げた母、というさまざまな顔を持つ松田美由紀が、シャンソニエの聖児セミョーノフとコラボして“S et M(エス・エ・エム)”という新たなアートプロジェクトに挑む。50代でなお新しいことに挑み続ける理由を松田が語った。

 出演作の『2つ目の窓』がカンヌ国際映画祭で高い評価を受けた松田の女優としての活躍ぶりは、周りから見れば華やかに見えることだろう。だが、現実には、大きな苦しみを抱えていた。松田は当時の辛さを「体調が最近実はとても悪かったんです。気管支ぜんそくやらなにやら……10年後まで女優を続けられる自信がなくなっていたんです。女優としても、やっぱり若い子たちがメインを張る作品の中でまるでお漬物のような役柄ばかりになっていくし(笑)、どんなに表現活動をしたくても場所がなかったりする。正直もう引退してもいいかなって思っていたんです」と振り返る。

 そんな時に「美由紀さん、一緒に表現活動をしましょう」と声をかけたのが国内外問わず活躍をするシャンソニエの聖児だった。聖児は「美由紀さんのお芝居を見に行ったのですが、彼女が出てきた瞬間に空気がガラッと変わるんです。それだけ天性の才能を持っているにもかかわらず、当時の美由紀さんは全てを捨てようとしていて。僕は才能は人々のために使わないと滅びると思っているので、本気で声をかけ続けました」と話す。

 二人で始めたプロジェクトには、映画監督の林海象やミュージシャンのASA-CHANGが参加して作品創りが進んでいる。「全部、自分たちでやっています。初めての事だったんですが、今回の脚本は全て私が書いて、映画監督の林海象監督に映像を撮って欲しい! と思いついて私がその場で電話をしてオファーしました(笑)。映像を撮っているときも、スタッフのご飯は全部私が手作り。プロダクションにかかる費用も手弁当でやっているんです。聖児くんは制作まわりを頑張ってもらってます!」と話す松田は実に楽しそうだ。

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最終更新:4/18(木) 11:27
シネマトゥデイ

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