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ロボット+AIで変わる製造業 作業時間10分の1、リスクや教育コスト減… 群馬県内で現場探る

4/18(木) 6:05配信

上毛新聞

 これまでは機械の停止時間や時間当たりの生産数を帳簿に手書きしていた。タブレット入力への切り替えで、社員は煩雑な作業から解放された。

 これを好機と捉え、会社全体のIT改革にも着手、社員の意識に好影響が出てきたという。工場長の黒沢慎常務(42)は「職場づくりを自発的に考え、意見を出す社員が増えた」と受け止める。

 ITの利点を認識していても導入で二の足を踏む企業は少なくない。昨年創業したITコンサルタント、スマーティエ(高崎市)の茂原俊雄社長(51)は「何をしたらいいのか分からないケースもある」と指摘する。成功には社員間の問題意識の共有が欠かせないとみて、企業の変革に結び付くIT環境の導入を勧める。「10年、20年先に『導入してよかった』と言われる提案を続けたい」と意気込む。

【メモ】

 他業種に比べ、IT化が遅れていると指摘されてきた製造業だが、近年は取り組む企業が急増。工程の把握や管理、作業者への指示や支援を行う「MES(製造実行システム)」が注目されているほか、国もITを導入する事業者に補助金を出している。

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最終更新:4/18(木) 6:05
上毛新聞

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