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マカオの大型IR「MGMコタイ」がギネス記録達成…世界最大のフリースパングリッドシェル構造のガラス張り屋根

4/18(木) 10:24配信

マカオ新聞

 2018年2月にマカオ・コタイ地区にオープンした大型カジノIR「MGMコタイ」の運営企業は4月17日、同施設の中央にある「スペクタクル」と呼ばれる広場の屋根の部分について、今年(2019年)1月19日に「世界最大のフリースパングリッドシェルのガラス張り屋根(自立型)」のギネス世界記録を達成したと発表した。

 同社によれば、建築、構造分野のギネス世界記録はマカオで初めてとのこと。

 この屋根は、高さ37メートル、面積はテニスコート30面分に相当する8073.1平方メートル。自由成形の三角鉄鋼グリッドシェルで覆われ、グリッドシェルはその外周によってのみ支えられており、建設費用は3700万米ドル(日本円換算:約41億円)超という。

 同社は国際エンジニアリング・コンサルティング会社のアラップと組むコーン・ペダーソン・フォックス・アソシエイツにチャレンジを依頼し、構造的コンセプトと幾何学形状を着想。香港のシウ・イン・ワイ・アソシエイツが設計を担当した。

 綿密に設計されたスチール製のダイアグリッド(斜め格子)構造は、内部の柱に支えられることなく、長辺最大138.5メートルの広場上方に展開。4365本の梁と1531本の連節点で構成される屋根構造の総重量は自動車約1000台に相当する約2000トンにも上る。

 この屋根によって、スペクタクル広場の容積を最大化し、流線による空間感覚の拡大が図られた。エキジビション用の吊り下げ用ポイントも設置されるなど、柔軟性も高いものとなっている。

最終更新:4/18(木) 10:27
マカオ新聞

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