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【ラグビー】同性愛者中傷で解雇通告されたフォラウ、審議を要請。世界的スターの未来は…

4/18(木) 0:37配信

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)

 同性愛者などに対する暴言を繰り返し、オーストラリアラグビー協会から解雇通告され引退の危機に直面している世界的スーパースターのイズラエル・フォラウが、キャリア続行へ向けて闘う意思を示した。

 4月15日に同協会から雇用契約の終了を正当化する行動規範違反の通知を出され、処分を受け入れるか、48時間以内に返答がない場合は契約解除が決まることになっていたが、17日のリミット数時間前、フォラウは審議会の招集を要請した。

 審議の過程には、オーストラリアラグビー協会の代表、選手協会の代表、そして両組織によって承認された独立した人物が含まれ、フォラウが行動規範に違反したかどうか、もしそうであれば、どんな罰が適切かを判断する。
 審議会の日程は調整中。
 フォラウは「言論の自由」を主張すると思われる。

 開幕まで5か月と迫ったラグビーワールドカップで、20年ぶりの優勝を狙うオーストラリア代表“ワラビーズ”のキーマンと見られていたフォラウだが、日本で開催されるその大舞台で彼の勇姿を見ることはできないかもしれない。

 敬虔なクリスチャンとして知られるフォラウだが、極端な宗教的見解を公に発信して大きな騒動となった。
 フォラウは4月10日、インスタグラムに「酔っぱらい、同性愛者、姦淫者、嘘つき、詐欺師、泥棒、無神論者および偶像崇拝者――君らには地獄が待っている。悔い改めよ! 神のみが救う」と投稿し、物議を醸した。過激な発信は今回が初めてではなく、昨年もインスタなどで同性愛者を中傷するような投稿をし、警告を受けて発言を控えていたのだが、再び騒動を起こすことになり、オーストラリアラグビー協会は「容認できない。重大な規定違反」とし、15日に契約解除の通告に関する会見をおこなっていた。

 フォラウは今年2月、同協会ならびにワラターズ(NSWラグビー協会)と4年総額400万豪ドル(約3億2000万円)といわれる大型契約を結んだばかりだった。

 現地メディアによれば、フォラウはショッキングな投稿後、連絡を取ろうとしたオーストラリアラグビー協会とNSWラグビー協会を無視していたが、事態の深刻さを認識し、12日に面談。しかし、契約通りワラターズとオーストラリア代表でプレーを続けたい意向を示したものの、同性愛者に対する自身のコメントを撤回したり謝罪するつもりはないと語ったという。

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